オヤイデさんにディスクスタビライザーをお借りしてその音の変化が面白かったということもあり、製品も色々物色はしているのですが、まずは気軽に自作してみるかと。
最初はトーレンスのディスクスタビライザーもどきで、ボルトナットの長いやつを束ねたらどうかなと思ったんですが、合計7個必要という計算になってちょっとしたディスクスタビライザーが買えそうなおねだんになるので却下。
そこでダイソーで以前買っていた円柱の木材を短く切り、それに穴を開けるという方針にしました。
オヤイデのスタビライザーが高さ3.5cmだったのでそれに合わせ、穴はプレーヤーのシャフトが7.24mm(+0.09-0mm)という規格らしいので、6mmの木材用ドリルで開けました。
なかなか真ん中に穴を開けるのは難しくて、ちょっと偏りましたけどね。
素材が軽いこともあり、完成品の重さはたったの26gと超軽量で、これでスタビライザーになるのかな?というものです。
さらにこの周りに単3電池でも巻きつけようかと思いましたが、そうするとレーベルいっぱいになってカートリッジがぶつかりそうで怖いからやめておきます。
音は少し甘くなり大人しくなる傾向で良く言えば穏やか、といったところでしょうか。
情報量自体はそれほど減っていないので、置いてないよりは良いかな、といった程度です。
周りに鉛テープでも貼ったらもっと違うかなぁと思いますけど、近所だと売ってないんですよねぇ。
ただ軽く反ったディスクを押さえつけるくらいの効果はしっかりあって、それは重さというよりも少し細めに開けた穴がロック代わりになってるという部分が効いてるみたいです。
それでもせっかく作ったのに置き忘れることのほうが多いんですけども…。
それだけではネタとしてちょっと薄いので、ついでに静電気防止スプレーも。
レコード用やオーディオ用もありますが、ディスク本体ではなく、自作のテーブルシートやアクリルのカバーなども静電気の発生源で、そこに使うくらいなら市販のでも良いかもと、ドラッグストアで見つけてきました。
有名なのはエレガードで、そのパチモノ類似品ですね。
効果は多少あるものの、やっぱり静電気が起きやすいディスクではフェルトのシートがピッタリ張り付きます。
こればかりはディスクの特質みたいなものなんでしょうね。
ただ、フェルトにホコリが付着するのくらいは防いでくれるでしょうし、元々が衣服用なので、操作する人間の静電気防止にも使えるでしょうから、こっちもまぁまぁの成果といった感じでした。