今回の出張でも秋葉原に少し立ち寄れたので、PCオーディオ用にノイズフィルタ付きの電源タップ製品を見て来ました。
この用途で有名なのはFURMANのSS-6Bなんですが、オーディオ専用のものに比べれば安いものの、それでも結構なお値段です。
それにネット価格と比べて店頭価格が高かったこともあり、今回は見送りました。
まずは効果を安い製品で試してみてからでも良いかな、というのもありましたしね。
その「安い製品」ですが、さすがにタップ形式のものはそこそこのお値段になりますから、3P-2Pの変換プラグ形状のものや三叉タップくらいで探してみると、ELECOMのKT-180やサンワサプライのTAP-AD2Nが評判が良さそうです。
しかし実店舗でいちばん安かったのがELECOMのT-H32Nだったので、とりあえずこれをゲットです。
製品説明によると、「バリスタ及びコンデンサにより、AV機器やOA機器に悪影響を及ぼす電源ノイズや雷ノイズを低減」だそうで、他の製品よりも雷サージの能力は低いようです。
ただ、今回はノイズ対策がメインですし、お試しには良いかと。
出張から戻って早速、アンプを接続しているzonotoneの電源ケーブルの先に付けてみますと、以前から少し出ていて気になってる電源部のハム音に変化はありませんでした。
ただ、音に関してはなんとなく、ざわざわした感じが減って、部屋が静かになったような不思議な感覚があります。
出張直前にAccuphaseのRCAケーブルに変えた影響もあるかもしれませんから、まだなんとも言えませんが、少なくとも音が痩せたり丸くなった印象はないので、これは意外に良かったかも。
そしてもう一つ、これこそ秋葉原ならでは、ということで、TDKのAC電源用EMCフィルタ「ZUG2206-11S」もゲットしておきました。
こちらはインレット型のノイズフィルタで、あくまでも部品なんですよね。
これを使って電源タップを自作してみようかという魂胆なわけです。
いろいろと種類があるようだし、これ自体、生産終了品で立ち寄ったお店にもこれしかなさそうだったのですが、とりあえず電圧、電流は不足ないようですから、近いうちに自作用の材料を集めようかな。
インレットから先は普通の電源ケーブルが使えますから、あとは壁コンセントとコンセントボックスは地元でも調達できるでしょう。
もしくは市販の電源タップを切って付けちゃっても良いですし。
取り付けはハンダ付けと圧着端子のどちらが良いのかなぁ。
なお、壁コンセントの工事には電気工事士の資格が必要ですが、延長コード扱いであれば大丈夫のようです。
とは言え、100Vを扱うものですので、あくまでも自己責任での実施になりますので、ご注意を。
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