先日の出張でゲットしてきた、TDKのAC電源用EMCフィルタ「ZUG2206-11S」を使って、簡単に電源タップを作ってみました。
壁コンセントやコンセントボックスを使おうかとも思いましたが、まずは手持ちのものでということで、ごく普通の延長タップをばっさり切って取り付けました。
あとはケーブルに圧着端子を付けて、念のために保護キャップを付け、タッパーに入れて完成というお手軽さです。
カシメ工具がなかったので、ちょっと苦労したんですけどね。
なお、実際に100Vに接続するにあたってはテスターで念入りに確認をしました。
自作したタップにアンプとDDC、DACをつないで音を出してみたところ、先日のT-H32Nと同様、雑味が減った気がします。
ノイズ対策効果はこちらのほうが高いようで、PCオーディオっぽさが消えたという感じかな。
その分、よく言われる像の甘さは出た気もしますけど、個人的にはメリットのほうが大きい気がします。
なお、T-H32NのほうはMac miniのほうに移動させました。
こちらはこちらで蛍光灯のオン・オフ時にスリープが解除される現象が軽減すれば良いなぁと。
USBのノイズなどへの影響もあるかもですが、こちらは一聴して識別できるほどではありませんでした。
タップのほうは3Pケーブルを良質なものに替えたりも当然できますし、フェライトコアの併用など、また折を見て改良していきたいと思います。
もちろん、ケースもそのうちタッパーから昇格させてあげたいですしね。