ステレオサウンド社からヘッドフォン向けムックの第2弾、「ヘッドフォン王国2」が7/29に発売されるそうで。
前回のが好評だったためにNo.2が企画されたそうですが、最近流行りの付録とかを特に付けずに記事に注力したのがかえって良かったのかな。
付録は「きっかけ」としてはとても良いのですけど、徐々にエスカレートしてしまって誌面のほうが完全に付録化してしまいますからねぇ。
それにオーディオ製品の売上には必ずしも結びつかないことも多く、誌面広告掲載が思ったように伸びないというのもあるように推測していますが、どうでしょう?
そんな憶測はともかくとして、今回の特集は「ヘッドフォンがあれば、大丈夫。」というもので、本家ステレオサウンド誌へのアンチテーゼみたいなタイトルです。
個人的には音楽としても耳のためにもできればスピーカーで聴いてほしいと感じますが、現在の住環境ではなかなか難しいところもあるでしょうからね。
サブタイトルとしては「知りたい! 聴きたい!定番ブランドのサウンド・ポリシー」となっていて、試聴の前に大体のブランド傾向などを知ることができるような内容になっているようです。
ヘッドフォン祭&ポタフェスといった関連イベントから見た最新トレンドとか、音楽鑑賞で使えるモニターヘッドフォンなど、まさにヘッドフォン専門誌らしい内容も目立ちますが、「ヴォーカルを聴け! close to the voice」など、機材だけでなく音楽にも目を向けているのが前号の人気を引き継いだ部分なのかも。
JAM Projectへのインタビュー記事というのも載ってましたが、不勉強で私は知りませんでしたがアニソン系のグループみたいですから、やはりその毛色は強いようです。
オーディオに関連したツイートを検索してみることも多いんですけど、そうしたツイート主のアイコンがアニメキャラである比率がかなり高いのも体感しています。
ヘッドフォンだけでなくスピーカーや高級オーディオブランド製品でも結構見かけますから、そのうちStereo Soundのほうにも特設コーナーみたいなのが出張してできてくる時代もそう遠くないのかもしれません。