ステレオサウンドの別冊として「ヴィンテージオーディオ徹底試聴」という本が3/29に発売になるそうで。
タイトルはちょっと高級なステレオサウンドらしさが漂ってますが、実際の内容は要は古いオーディオ機器に焦点を当てたムックですね。
少し前にもステレオ誌の別冊で似たようなのが出てた記憶がありますが、あれは正直中身がかなり薄かった印象でしたが、こちらは季刊「管球王国」の連載記事がベースなので、だいぶ安心感がありそうです。
その代わり、オールドオーディオの中でも管球王国で扱う内容に沿ったものに限定されているようで、以下の3部構成になっているとのこと。
第1部 スピーカーユニット篇
●38cm径フルレンジユニットの聴き比べ
●WE系フルレンジユニット聴き比べ
●15インチ径同軸ユニット聴き比べ[アメリカ篇]
●英国製15インチ同軸2ウェイユニットを聴く
●WE555用小型ホーンの聴き比べ
●WE594Aレシーバーの魅力徹底研究第2部 ヴィンテージアンプ篇
●ヴィンテージアンプ聴き比べ(1)[ランジュヴァンほか篇]
●ヴィンテージアンプ聴き比べ(2)[アルテック篇]
●ヴィンテージアンプ聴き比べ(3)[RCA/IPC篇]
●ヴィンテージアンプ聴き比べ(4)[WE篇]
●WE7A/25Bアンプを聴く
●WE15B+WE8B/9Aアンプ試聴
●WE41+42+43/46アンプ徹底試聴
●WE86アンプ徹底試聴第3部 スピーカーシステム篇
●アルテックA5システム徹底研究
●WE純正モニタースピーカー試聴
●新旧の名スピーカー+ヴィンテージアンプ
●往年のアルテック大型スピーカー試聴
世代的にはかなり上になりそうな感じで、逆に情報としては貴重な一冊になりそうではあります。
単に当時のカタログベースのような仕様紹介ではなく、試聴リポートなどもあるのはさすがという感じです。
ただ実際の入手性を考えると1970年代以降くらいでないとなかなか難しいのではないかなぁという気もしますけどね。
このムックの人気が高ければ、今後はだんだんと新しい世代のムックが出てくる可能性もありますし、私も後学のために読んでみようかなぁ。
ちなみにステレオサウンド社の雑誌はSONYのReader Storeでも売っていて、iOS機器でも読むことができます。
先日からバックナンバーの一部が100円(税抜)になりましたし、電子書籍で読むのも良いかもしれません。
さすがにこのムック(やステレオサウンド誌)は100円にはならないでしょうけどね。
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