上海問屋からオーディオアンプ「DN-10328」が発売されています。
DN-CGT6の後継モデルだそうですが、上海問屋で後継モデルという形で出るのは珍しいですね。
DN-CGT6はTK2050を使ったデジタルアンプでしたが、このTK2050を構成するTC2000とTP2050のうち、後者をSTMicroelectronicsのSTA508に置き換えたようです。
それ以外のスペックは基本的に同じで、24V5AのACアダプタ、バナナプラグなどで構成されています。
同様の組み合わせはFX-AUDIOのFX502Sがあるようですが、それと比べてもDN-CGT6と比較しても少し高くなってるのは残念かな。
LXA-OT3みたいな付録も出ていて、一時期のような円高メリットも薄らいだ今となっては中華デジアンもちょっと苦しくなってきましたねぇ。
基本性能自体は動作電圧やパワー素子からしても付録よりは良いはずなんですけど、製品品質やブランドイメージも加味するとメリットが薄いのが正直なところかも。
ただ使い勝手の点ではちゃんとケースにも入っています(当たり前)し、ヘッドフォンアンプも装備されていますから、そこにメリットを感じられる方には良い選択肢の一つかと思います。