微妙なヴレソン

17年前

圧縮音楽を原音に近づけるという謳い文句のマクセルの
USBオーディオ&ヘッドホンのセット「ヴレソン」ですが、低価格モデルは
値段がずいぶん安くなってるようで。

まぁ、なにぶんこっちのモデルは16bit/48kHzなので、倍音がどうとか
言うほどのレベルじゃないって感じですからねぇ。
とはいえ、単純にUSBオーディオとして見て、おまけでカナルタイプの
ヘッドホンが付いてくると考えれば安いんですけどね。

CDやMP3などの音がSACDに迫る音質になるという、マクセル独自の
高音質技術「Bit-Revolutionテクノロジー」(大げさ)を採用してますから
音質も、まぁ悪くはないでしょう。

ま、基本的には失われた高音を倍音成分で味付けするってところ
なんでしょうけどね。
個人的には折り返しノイズっぽく聴こえるだけだと思うんですけれど。

むしろ、低域のほうの再現性を改善させるほうが面白そうだけど、
それだと振動板の大きさを大きくするなど、物量投資が必要に
なっちゃうんでしょうね。

ちなみにハイエンドモデルのほうは24bit/96kHzですが、USB 1.1
なんですよね。
正直、音声でも音質を追求するなら、USB2.0対応のほうが良いと
個人的には思います。

RolandのUA-101くらい、投資すれば結構良い音がしそうな気が
しますが、私はONKYOのSE-U55シリーズで十分です。