MacBSの日常生活的日記

用途別オススメUSB-DAC

最近はすっかりオーディオに傾倒して、しかもなぜかPCオーディオ、USB-DAC購入・モニター含めて色々と試す形になっています。
ということでオススメのUSB-DACを書いてみようかと。

ちなみに現時点で所有してるのは以下のモデルです。

ATOLL DAC100
LUXMAN LXU-OT2(Stereo誌付録)
RATOC RAL-2496HA1
TEAC UD-H01

これ以外に関連するDDCやDACなども以下のものがあります。

JAVS X-DDC
JAVS DAC-2 MARCH
RATOC REX-Link2EX
ARCAM DELTA BLACK BOX 50

まず、USB-DACと一口に言っても基本的には以下の3つの複合機というのがほとんどです。

・USB-DDC
・D/Aコンバーター
・ヘッドフォンアンプ

これら3つを備えたものがほとんどですし、前者2つを包含しないとUSB-DACと呼べないわけですが、中にはヘッドフォンアンプを持ってないものもあります。
また、包含していても力の掛け具合が微妙に違うものが多いです。
うちにあるものだとATOLLのDAC100はUSB-DDCはほとんどオマケですし、ヘッドフォンアンプがオマケ程度というものも結構多いです。
ですから、まずはご自身のニーズを明確にしてチョイスする必要があるかと。

まずは意外とニーズが高いと思われる「ヘッドフォンアンプ重視」という選択肢ですが、実はこれが意外と難しいんですよねぇ。
うちのはここを全く重視しないチョイスなわけですが、正直しっかりしたアンプだなと思うものにはなかなか出会えません。
さらにヘッドフォンといっても低インピーダンス・高能率なイヤホンから高インピーダンスなヘッドフォンまで色々な負荷の違いがあって、相性もマチマチです。

ここばかりは、できればeイヤホンのようなショップで試聴するのが望ましいんですが、本格的に取り組むのであれば、ゲイン切り替えがあるようなモデルのほうがオススメかな。
先日お借りしたOlasonicのNANO-D1は単純なゲイン切り替えではなく、インピーダンスマッチングもしっかり配慮した造りですし、3つの機能をバランス良く兼ね備えているという面では良い選択肢かと。
逆にあえてヘッドフォンアンプは単体製品で、というのも意外にオススメではあるのですが、それはちょっとマニアック過ぎるかもしれませんから、ここでは割愛しておきます。

逆にDAC機能で最新のハイレゾ、DSDを楽しみたいというニーズですと、KORGのDS-DAC-10が良さそうです。
ヘッドフォンアンプは付いてますが、こちらは完全にオマケと思ったほうが良いですけどね。
実際にはハイレゾ音源やDSDはe-onkyoなどの配信サイトや雑誌付録くらいでまだまだ少ないですから、実用面ではCD音源重視でも良いんですがやっぱり試してみたいですしね。

CD音源だけで良いというのであれば、手持ちのDAコンバーターを使いつつ、USB-DDCを導入してみるというのも選択肢になります。
私のオススメは自分でも使っているモデルの後継機、JAVSのX-DDCplusです。
動作も安定していますし、出力が同軸と光(I2Sもある)とあるので拡張しやすいというのもあります。
純粋なDDCでなくてもDDC部分を重視して、安くなってるRATOCのRAL-2496HA1辺りをチョイスしておいて拡張していくというのも良いかも。

用途別と言いながらももう一つ、価格帯という大きなニーズもあるでしょうから、番外編という感じで価格別のオススメも。
まずはお安く1万円前後ですが、これはやっぱりRATOCのRAL-2496HA1かな。
REX-A2496HA1は少し予算オーバーですが、ヘッドフォンアンプ重視ならヘッドフォンアンプも少し強化されたこちらにしたほうが良いとおもいます。

次は3万円コースですが、実はここが意外と層が薄くて難関です。
以前はFOSTEXのHP-A3が定番でしたが、さすがにもうちょっと古いかなぁ。
DragonFlyhiFaceDACなど、コンパクトなモデルも良い仕上がりですけど、ちょっと異端ですしね。

その上の価格帯になってくると、用途別で紹介した辺りが自由にチョイス可能になるでしょう。
ここで紹介した以外にもLUXMANやTEAC、PS Audio、HEGEL、Cambridge Audioなど、様々な機種がありますが、今回はこのくらいにしておきます。

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