• 168月

    先日、ダイソーで見つけてきた工作材料の桐のウッドブロックが最近のお気に入りで、スピーカーやオーディオ機器のインシュレーター代わりに使っているのですが、さらに100円グッズで強化してみようかと、コルクシートを見つけてきました。

    このコルクシート、本来は椅子などで床を傷つけるのを防止するためのもので、粘着テープもすでに付いていて貼りやすくなっています。
    しかも大きさが30mm角ということで、例のウッドブロックと同じサイズなんですね。
    というわけで、早速、ウッドブロックに貼ってみました。

    四隅がラウンドされていますが、まさにピッタリサイズでして、これはかなり良いですね。
    音の変化もさることながら、オーディオ製品に接する部分に傷がつかないようにする効果もあると思います。

    では肝心の音の変化ですが、スピーカーについてはインシュレーターの影響が結構大きいので、変化もそれなりにわかりますが、ウッドブロックの影響度合いのほうが強めですね。
    ピアノのタッチやヴァイオリンの弦の擦れ音など、高域の表情はウッドブロック単体の時よりやや柔らかくなった気がしますが、音の芯自体はしっかり引き締まった印象です。
    音像が締まった影響で定位もしっかりした感じがしますが、設置時にスピーカーも少し動きますから、その影響との聴き分けができるレベルではないかも。

    また、響きがやや減った感じもありますが、これはそもそも背面に吸音材(という名のクッション)を置いてあるので、こっちの調整でなんとでもなるレベルです。
    総じてプラシーボの域を出るほどの変化はないかもしれませんが、傷からの保護だけでも十分な効果でしょう。

    そういえばウッドブロックのほうは山本音響工芸のキューブベースも気になって、出張中に見てきました。
    こちらは材質が非常に良いものですが、34mm角のもので、ダイソーのとほぼ同じような大きさなんですよね。
    材質による音の変化も気になるところですが、手近な素材でいろいろ実験するのもなかなか楽しいですよ。

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    Filed under: Audio
    2012/08/16 9:00 am | 100円グッズでインシュレーター はコメントを受け付けていません

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