Accuphaseの電源コードと思われるケーブルを見つけたのでゲットしてみました。
「と思われる」と書いたのはケーブル自体にAccuphaseという記載は一切ないからです。
当然ながら単売されている「APL-1」ではなく、製品付属のものと推測したわけであります。
電源コード自体は川崎電線で、2.0mm2のOFCの3芯のようです。
市販のKP-218がベースになっているようですが、プラグに金メッキしてある点が違いますね。
川崎電線はDENONやソウルノートなども採用しているようで、そうした中のどれかは見極めようがないんですけど、製造年が2000年ということや以前持っていたAccuphase付属のものにソックリなところから判断すると、まぁAccuphase付属のものと同等と思って良いかと。
なお、付属ケーブルもサービスパーツとして取り寄せ可能らしく、4,800円(税抜)で入手可能という情報も見かけましたが、これはユーザー限定でしょうね。
話が逸れますけど、最近は折を見て断捨離をしているんですが、今は父が使っているAccuphaseのパワーアンプ、P-450の保証書が出てきました。
2002年に購入していましたが、なんと所有者の名前が紗羅になってました。
当時、家電量販店のオーディオコーナーが閉鎖になって処分価格になっていたんですけど、今の中古価格のほうが高いくらいでそっちにもビックリです。
そんな話はともかく、ひとまず動作確認も兼ねて、LINN LK140に今回のケーブル、そしてこれまでそこで使っていたzonotoneをATOLL DAC100に移してみました。
そこそこの太さで柔らかいので、取り回しが非常に良く、機器側のインレットへの負担も少ないのは良いですね。
音色としてはまだ結論を出すほど聴きこんでいませんが、暴れが減ったようで、気のせいか、Accuphaseの安定した色合いが出たように感じられます。
全体的には真面目な音色で、やや華やかさを伴いつつも全体的には統制が取れて穏やかで落ち着いた雰囲気のように感じます。
やや低域が減ったような印象もありますが、楽器ごとに注目して聴いてみると分量や伸び自体は減っていないようなので、音が膨らまなくなったということかもしれません。
もちろん、ATOLL側のケーブルが無名(LINN付属?)なものからzonotoneに変わった効果も混じってますから、そこはこれから色々試してみないと分かりませんけどね。
ともあれ、出自不明なこともあって格安でしたし、使い勝手も良好な品で良かったです。