Accuphaseのプリアンプ「C-200V」を導入して、MCカートリッジでのレコード再生を楽しんでいたのですが、時折、なんとなく左の音が詰まったように感じることがありました。
また、「ボソボソ」みたいなノイズが左chから出ることもたまにあったのですが、再現性がなく、原因究明に困っていました。
そうこうしているうちに、ヘッドフォンでも「ボソボソ」ノイズが再現することが分かり、そこから原因を掘り下げていきました。
まず、レコードプレーヤーからの配線は全て外しても発生するということで、レコードプレーヤー周りは問題なしです。
その時は結構ノイズが発生しやすい状態で、ボリュームを4(最大が10)くらいにあげるとボソボソとノイズが出ていました。
モードを通常のStereoからReverseにすると右になるのも分かりましたし、MMでもMCでも発生しています。
逆にCDなどでは起きないので、素直に考えればフォノイコライザーが怪しいことになります。
ただ、上に積んであったパワーアンプを横に動かすと少し減りますし、少し持ち上げてもノイズが減りますし、PRE OUTの結線を外すと発生しなくなったりして混乱してしまいました。
そこで、パワーアンプの電源ケーブルをシールド付きのものにし、電源タップも分けたら、実用上問題なさそうなくらい(ボリュームで7〜9くらい)に減ったため、パワーアンプからのノイズもしくはアースループかなぁと一旦は判断しました。
しかし、その後もATOLLのDACの電源を操作するとノイズが発生したりしたため、思い切って電源以外の全ての結線を外してみたところ、それでも微小ながら発生することが判明しました。
さらにREC OUTから別のヘッドフォンアンプに出してもノイズは出ていて、こうなるともう素直にプリアンプのフォノイコライザーを疑うべきでしょう。
この状況がお店で再現するか、も問題ですが、気に入ったプリアンプがなくなってしまうことのほうが痛いですねぇ。
お店がちゃんとAccuphaseで修理してくれれば良いですけど、良くてお抱えの修理店、悪ければただの返金でしょう。
幸い、まだまだAccuphaseで修理してもらえるモデルですから、お店の保証は使わずメーカー修理に出すべきかなぁ。
ただ、修理に出すにしてもその間はプリアンプがなくなってしまいますし、父の提案もあって、ひとまず代替機を用意することにしました。
まずはそれを使ってみて、その感触で方針を判断しようかなと考えています。
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