Accuphaseのプリアンプ「C-2300」が6月発売予定だそうで。
これまでの後継機ではなく新たなクラスを新設したような形で、お値段は税込およそ80万円。
今回の発売をうけてか、C-2150とC-2450は旧モデルとなっていますので、これらを統合したようなところもあるのでしょう。
これでプリアンプはC-2300、C-2900、C-3900というラインナップとなって、かなり高級志向が進んだ印象です。
パワーアンプもすでにAB級3モデル、A級2モデルとなっています。
それより下はプリメインアンプで、という意図もあるのでしょう。
プリメインはA級2機種も含めて6モデルもありますが、こっちも将来的にはE-280かE-380は統合されそうな予感がします。
CDプレーヤーもCD-450はラインナップから外すのではと予想しますがどうかな?
さて肝心のC-2300のほうはBalanced AAVAを搭載し、4バンド・トーン・コントロールを装備したのが特徴です。
昔はシンプルなプリアンプとコントロールアンプを別路線で用意していたこともありますが、今回のC-2300がどちらかといえばそちらの路線ということでしょう。
パラレル・プッシュプル出力段搭載ディスクリート構成のヘッドホンアンプを搭載していたりするのもその流れかと。
フォノ等は変わらずのスロットタイプのボード対応で、AD-60とデジタル入力のDAC-60が用意されています。
内部回路は左右独立となっていますがボードへの電源供給はどうなってるんでしょうね?
ボード2枚挿せますからそれで左右独立使いなんてこともできたら良いですが、アキュフェーズはそんな奇抜なことは嫌いそうです。
内部はその体積のほとんどの部分をAAVAが占めていて、まさにボリューム命という感じです。
AAVAの特許は2008年くらいに成立しているようなので、特許切れも20年だからあと5年くらい?と、意外ともうすぐなんですね。
おそらく今はその先を見据えた動きを準備しているんだろうなとは思います。
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