Accuphaseの話題が続きますが、ロゴランプのチラつき(というには周期が長いですが)で修理に出していた「C-280L」が戻ってきました。
いつもの通い箱に入って帰ってきたわけですが、修理で通うのは楽しくもなんともないというのが正直なところです。
あちらではチラつきは再現しなかった(途中で電話があった時には商用電源では起こったと聞いたのだけども…)らしいですが、いちばん疑わしいのはロゴランプのコネクタ部の接触不良だろうということで、これをハンダ付けしたそうです。
また、伝票には念のためロゴランプ自体も交換したとの記載がありました。
さらに電圧変動を抑止のためにコンデンサを追加したそうです。
実はこのロゴランプや下のグリーンの文字表示などはトランスの2次側から直接ACで駆動されていて、定電圧回路なども一切介在していないようです。
麦球ならたしかにそれで良いのかもしれませんが、下のグリーンの文字部分は前回のオーバーホール時にLEDに交換されてますから、電源周波数に同期してチラつくんですよね。
ロゴランプ自体はまだ電球の在庫が残ってるのですが、今回のチラツキがLED交換の影響を受けている可能性もあるのかなぁと素人考えでは思ってみたりします。
で結果なのですが、えーっとチラつくことはまだあります…。
たしかに減ったようですし、明るさも若干落ち着いた気もしますけども、なんだか後味が悪い感じではあります。
ただ心なしか、音は静寂感が上がったような印象も受けますし、フォノのノイズが減ってるような…。
今回、アンプ本体側の特性は全く問題なし、ということで、部品交換などは一切されていません。
症状が再現しなかった状態で見込み修理となると、どうしてもこうなってしまいますよね。
私としてはロゴランプが多少チラついても別に気になるほど細かい性格ではない(と自分では思っている)ので、そんなことなら最初から修理に出さなくても良かったのかなぁという気もしてしまいます。
実際、途中では「そのまま戻しても良いでしょうか?」という電話もいただいたのですけども、一旦出してしまったからには原因究明と音に影響がないかの確認はしてほしいですよねぇ。
DP-77の件でもそうですけど、なんとなく修理が部品交換とチェックポイントの計測に終止してしまっているのが気になります。
もちろん多忙を極めていらっしゃることでしょうし、特別に速く仕上げて戻してくださったようにも思うのですが、できれば回路のほうではなく、事象や音のほうを向いて取り組んでもらえたらなという印象が残った修理(?)でした。
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