Accuphaseからプリアンプ「C-2850」が6月上旬に発売になるそうで。
2011年発売の「C-2820」の後継モデルという位置づけで、お値段は「C-2820」1,200,000円から僅かに上がって、1,280,000円(税抜)とのこと。
ただ、同社の実売価格が上がるかも!?という噂もあるので、実質的には10数万円値上がりしたような感覚でしょうね。
まぁそもそもAccuphaseは値引きを期待して買うようなブランドではないでしょうけれど。
内部写真を見ると、配置はほぼ変わらずという雰囲気ですが、いちばん大きな変化はAAVAの強化みたいです。
これまでのC-2820も当然AAVA搭載でしたが、V-I変換を4パラにして、I-V変換のオペアンプを低ノイズのものに変更したとのこと。
C-3850ではI-V変換のオペアンプにLT1128を使用しているようですので、それにしたのかな?と推測します。
ちなみにLT1128は1個で千円以上するみたいですけど、まぁなにしろ本体のお値段がお値段ですから、オペアンプ1個のお値段を気にする必要はそう無いでしょうね。
あとはLED表示がドットマトリックスから7セグのLEDになっていたり、ボリュームのリモコン操作時の駆動モーターの振動が筐体に伝わらなくするなど、細かな改良が目立ちます。
他だと、コンデンサは10,000μFをL/Rで2個ずつ搭載していて、これがC-2820用に新開発されたものだそうです。
また同時にフォノイコライザーユニットも新しく「AD-2850」になっていて、これはC-2820で使うこともできるとのこと。
MM/MCともに差動増幅回路を新規設計して、なぜか消費電力の低減化を図ったんだとか!?
ちなみにMMはFET、MCはトランジスタ使用なのはAD-2820の時と同じです。
エントリーモデルのフォノイコライザーカードに比べれば、左右独立でしっかりした設計だとは思いますが、今のアナログレコードブームを考えるともっとフォノイコライザーに拘っても良いのかなとも思います。
そういう方は独立したC-37に行ってね、ということでしょうけれど。
というわけで、私には到底手が届かないのもあって、ちょっとヤッカミも入った紹介になってる気もしますが、安定性やサポートの良さなどは他社が追従できないところがあるのも間違いないところでしょう。
|
|
(当サイトでは、Amazonアソシエイトをはじめとした第三者配信のアフィリエイトプログラムにより商品をご紹介致しております。)