修理に出していたAccuphaseのプリアンプ「C-280L」が戻ってきたタイミングですが、運悪く(?)今度はDP-77に不具合が。
簡単に書くと音飛びが電源投入直後くらいに散発的に起こる、という症状です。
2017年の10月にも修理に出していて、その時も電源投入直後にディスクの認識や再生ボタンが効かないといったもので、ピックアップ交換しているんですけどね。
さらにその1年くらい前にはショップでメンテナンスに出していて、そこでもピックアップが交換済ということで入手したものです。
当時からこの辺りのKHM-230AAを使ったプレーヤーはピックアップが払拭しているという情報が出ていて、「交換済ならしばらくは安心だろう」と踏んでいたわけです。
今回もピックアップが原因とは断定できていませんが、3年弱の間に3回目のピックアップ交換ということになると、いくらなんでも寿命が短すぎない?というのが率直な感想です。
それほど酷使したつもりはなく、レコードやネットワークプレーヤーも併用しつつですから、平均すると1日1時間も使ってないのではないかと。
音飛びだけですとディスクの不良や相性というのが考えられますが、3枚の別々のCDで合計5回発生を確認しています。
同じディスクでまた再生しても起こらないことが多く、電源を入れてすぐ1曲目の最初のほうで発生する確率が高いようです。
ただ、逆に一度飛ばずに再生できた直後に、トレイを開け閉めして再度再生したら今度は飛んだというパターンもしっかり動画に残せていますし、その間に傷やゴミが付いたというのもちょっと考えづらいかと…。(順番が逆なら分かりますが。)
またディスクも輸入盤、国内盤バラバラですし、今のところはSACDでは発生しておらず、全てCDのみです。
メーカーさんに問い合わせした結果、発生したディスクといっしょに送ってチェックしてもらう方向となりました。
いちばんの不安はピックアップですが、前回の修理から2年経過しておらず、お店側が購入前に出したメンテナンスの無償修理期間を利用して返品ではなく修理する代わりに、私のほうにはセカンドユーザー登録での2年保証を付けるという確約をもらってありましたので、交換が必要だと判断した場合は一応なんとか調達するということになっています。
ただ、ここは口酸っぱくお話ししたのですけども、私だけ特別扱いされても嬉しくはなくて、同じように路頭に迷っているユーザーさんが多数いらっしゃることを想定した対策を講じてほしいと伝えておきました。
具体的には買い替え候補となる代替機の貸し出し、修理不可能な場合の優待チケットのようなものを発行するとか、でしょうか。
そもそもWebサイトに以下のような記載があるのですが、実際にはもうそろそろ限界に来ている機種もあるのではないかなというのが率直な感想です。
当社は、発売第一号機のプリアンプC-200、パワーアンプP-300から始まって、現在に至る製品をお受けいたします。お客様がご愛用される限りは旧モデルでもアフター・サービスを行いますのでお申し付けください。
たしかに他メーカーさんのように門前払いよりは、可能な限り診てくれるというだけでもありがたいことなのでしょうけれども、だからこそ同社製品を選んだというユーザーさんも多いはずです。
逆に言えばそこが成り立たなくなれば、別のメーカーを選んだほうが良いというケースも出てくるのではないかと。
部品払拭したものはグレー表記で概算見積が掲載されていますけれども、潔くレッド表記で「修理不可能」とするものを打ち切り前に告知することも必要になってくるのではないでしょうか。
ちなみにピックアップはKHM-230AAAで、ネットなどでは市販されていますけれども、これらは使わない(使えない)とのことです。
実質的に今回が最後でしょうから、以後は自分で予備を用意して対応するしかないのかも。
今はDP-78までの課題ですけれど、同様の問題はおそらく他の機種、他のメーカーさんでも多発することでしょう。
どこまで円盤に拘るのか、新製品なら大丈夫なのか、というのは、私自身も今後真剣に考えないといけないのかなと思っています。
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