Accuphaseからプリメインアンプ「E-280」が10月下旬に発売予定だそうで。
2016年11月に発売された「E-270」の後継機という形で、このシリーズはおおよそ4年周期くらいでモデルチェンジしてます。
お値段はE-270から3万円ほど上がって33万円(税抜)とのこと。
最初と言って良いであろうE-210は1995年で17万円でしたが、同社としてはエントリークラスということもあってか、他のモデルに比べれば値上がり幅は小さいといって良いのかもしれません。
パワートランジスタやコンデンサ、トランスなど主要な部分はあまり変化ないようで、見た感じもかなり似通っています。
いちばんの違いはAAVAの強化でしょうか。
こちらも基板をざっくり見比べた感じではさほど変更がないような印象もあるのですが、S/Nが1dB改善しているそうです。
また定番のダンピングファクターも400から500に向上していて、こちらはパワーアンプからスピーカー端子までの引き回しで改善したとのことです。
なおリレーを廃したMOSFETスイッチはすでにE-270から搭載されていました。
オプションスロットもこれまで通り2スロット用意されていますが、ここはあまり見直す予定はないのでしょうか?
フォノイコライザーは標準搭載されていないので必要な時にこちらに追加することになるわけですが、隣どうしにDACと並べるというのはどうも…。
せめてシールドされた形で収められるくらいの余裕があると良い気がするんですよね。
もちろん過去の機種との互換も大切でしょうから、大きな変更は難しいのでしょうけれど。
そうは言いつつも、まだなんとか手が届きやすい価格帯のモデルもラインナップされていることに感謝すべきなのかもしれません。
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