Accuphaseのプリメインアンプ「E-380」が11月に発売予定なようで。
まだ正式な発表はないのですが、オーディオユニオンさんには商品ページができていますね。
希望小売価格は495,000円(税込)だそうで、E-370の440,000円(税込)からするとかなり大幅な値上げのように感じます。
これまでも後継モデルは徐々に上がってましたけど、今回は10%以上の上げ幅ですし、そもそも消費税も上がってますから狙っていた方にとっては厳しいかも。
ネガティブなところから入りましたが、定格連続平均出力:180W/ch(4Ω)、120W/ch(8Ω)と、E-370の150W/ch(4Ω)、100W/ch(8Ω)からするとかなりパワーアップされているようです。
2パラ自体は変わらないみたいですし、E-480と同様、フェアチャイルドにでも変更したのかな?
ただMOS-FETではなくバイポーラトランジスタなのはE-370同様のようです。
あとはいつものようにダンピングファクターを400から500にしていますし、パワーが上がっただけに定格出力時の消費電力も423W(E-370は351W)と地道に上がっています。
無入力時は46Wで変わらずですから、小音量で聴く分にはそんなに違いはないかもしれませんけどね。
見た目も相変わらずほぼ変わらずで、コンペンセーターのスイッチが外側になくなった(たぶん収納パネルの中に移動したんでしょう)くらいです。
細かいところだとリモコンも全く同じ型番です。
雰囲気としてはもうちょっと前のプリメインからの買い替えがターゲットなのかな。
40万を軽く超えるものだけに、以前のように台数が出ないというのはぶっちゃけありそうですね。
ちょっと最近は「時期が来たからアップデートした」みたいな部分が強まっている印象もありますし、それなら出さなくても…という気がしないでもありません。
もちろん将来に渡って保守できるように払拭してしまいそうな部品を切り替える意味合いもあるのだと思いますが、いっそのことラインナップを少し整理しても良い時期なのかなと個人的には感じた次第です。
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