Accuphaseのプリメインアンプ「E-460」の一部でコンデンサの液漏れでノイズが発生する可能性があるため、無償点検が実施されるそうで。
対称となるのはE-460の中でも一部のようで、シリアルNoがI1Y601~660のものだとか。
そもそもそれなりに高価な製品ということもあり、このシリアルの範囲からすると台数は多くても60台ほどのようです。
実際にどこのコンデンサが対象なのかは不明ですが、電源部だとノイズでは済まないでしょうし、パワー部あるいはボリュームを司るAAVAのいずれかでしょうか。
今のところ、このモデルのみですし、機種ごとの違いが大きいと考えればやっぱりパワー部かもしれませんね。
Accuphaseというと音が良いのはもちろんとして、製品の信頼性やアフターサポートの良さ、ひいては中古価格の安定具合も人気の一つかと思うのですが、2011年発売のモデルでこういう症状が早くも出るのは少し残念です。
もちろんこれまでのモデルでもなかったわけではなく、初期の製品などは排熱に問題があるものもそこそこあったようではありますが。
あと、これは最近の製品に限った話ではありませんが、コンデンサやオペアンプなどで結構廉価なものが多用されているのも少し気になるところです。
無闇に高い部品を使えば良いわけではないんですけど、今回のようなことがあるともう少し良い部品を使えば…と考えてしまう部分もあります。
実際にはそれで他社に負けない品質と信頼を築いているわけで、今回のリコールも良心的な発表だと前向きに捉えることにしましょう。
そもそも同クラスだとE-405を以前持ってただけで、今はプリ、パワー、CDプレーヤーと父に譲ってしまったので、色々言える立場にはないんですけどね。