ACOUSTIC REVIVEさんの20周年記念記事がStereo 7月号に載ってるのを先日ようやく読むことができました。
記事については誌面を読んでいただくことにして、そこに以前から鋭意開発中と噂に聞いていたPC-Triple C/EXを使ったインターコネクトケーブル「RCA-absolute」と「XLR-absolute」のお姿が。
PC-Triple C/EXはご存知のようにPC-Triple Cの周囲を、5Nの銀で包んだ構造で、これのみを極太の単線で全力投入しているのがこのケーブルです。
PC-Triple C/EXを使用したケーブルは一応すでに世に出ていますが、これはPC-Triple Cとのハイブリッドですから、純粋にPC-Triple C/EXだけを使ったものはおそらくこれらが世界初になるはずです。
お値段もそれだけにちょっとスゴいことになってまして、RCAのほうが1mで88万円、XLR-absoluteは98万円とのこと。
まさに雲上のケーブルですが、ある意味、至極真っ当なお値段だとも思います。
線材のコストだけでも相当なものですし、これだけのフラグシップの開発費は尋常ならぬものがあるでしょう。
私の環境にはさすがにハイクォリティー過ぎる気がしますが、最近のStereo Sound掲載の主体機種のような数百万クラスの機材ならバランスも取れるし、それらの本来の実力も引き出してくれるはずです。
これも噂経由ですが、そのサウンドは一度聴いてしまうともう普通のPC-Triple Cに戻れないとか…。
とはいえ、どこかにボトルネックがあればその凄まじい実力も活きてこない可能性もあるでしょう。
同社にはPC-Triple Cも1.8×1.4導体と通常タイプ、さらに廉価バージョンも用意されていますから、そこは予算と相談して選べば良いかなと。
いずれにしても、こんな超弩級の国産ケーブルが鎮座してくれていると、さらに高みを目指せるよう精進したくもなるものです。
あいにくまだ公式サイトにも情報がなく、現時点では鋭意開発中のようですが、もしかすると拝聴する機会もあるかもしれませんので、その時は感想をレポートさせてもらいたいなと思います。
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