ACOUSTIC REVIVEさんのヒッコリーボード「RHB-20」を貸し出しレビューさせてもらって、とても気に入って購入&追加を依頼したというのを前回書きましたが、激速でもう1枚追加で送っていただきました。
#さらに他のリクエストにも応えていただきましたが、それはまた後日。
これまでプリアンプとパワーアンプでRHB-20を使っていましたので、追加の1枚はひとまずクリーン電源で使ってみます。
というのも一旦、クリーン電源に余ったボードを使ってみたのですがアンプ並みか、それ以上に音が固くなってしまい、これはいかん!となった経緯があったからです。
そこでまずは追加になったRHB-20とJ1 Projectのインシュレーターを組み合わせて載せてみます。
これでも床に直置きから比べると、穏やかさを感じさせてくれますが、やや輪郭がボヤケたような印象もあります。
そこでシンプルにRHB-20のみにしてみたところ、こちらのほうが機材の傾向をそのままに安定感が向上して良い結果でした。
これまでの導入時と同様、鮮度が失われないままにリラックスできる穏やかな音になるのが素晴らしいですね。
ちなみにJ1 Projectのインシュレーターはパワーアンプの下にも使ってみましたが、やはりここでも力強さが失われる傾向がありました。
J1 Projectも気に入っていますが、どうやらプレーヤーなどの回転系の振動抑止に適しているようです。
インシュレーターは結局、レコードプレーヤーの台座の下に配置しました。
これでCDプレーヤーを除くアキュフェーズにRHB-20を敷いた形になりましたが、さらに余計な固さのようなものが取れた気がします。
Accuphaseの脚自体、ウッドケースに入っているC-280Lを除けば鋳鉄製っぽいので、コレが固さの一因になっているのかもしれません。
脚自体を交換することも施策としてはあるのでしょうが、やはりココはは筐体の一部でもあり、個人的にはボードで調整するほうが好ましいのではないかと感じています。
これも前回の繰り返しになりますけど、本来はラックを見直すのが先決なのかもしれません。
ただ実際には部屋の配置の都合や利便性などもあり、そう簡単にいかないケースも多いのではないかと思います。
RHB-20はそうした場面でも機材ごとにラックを割り当てたような効果を発揮してくれるボードだと感じています。
もちろんラックを導入した後もアンダーボードとして活躍してくれるでしょうし、スピーカーの下で使うのも良いなと考えています。
欲を言えばヒッコリーでできたラックがあったらなぁ…とすら感じていますが、さすがにコストが厳しいのでしょうね。
自作する場合、柱材は比較的入手しやすく天板に良いものがないケースが多いので、RHB-20がすっぽりハマるような形で作ってみるのも面白いかもしれません。
その前に一度スピーカーでも試してみたいですが、それは地震が落ち着いてからのレポートになるかと思います。
最後になりましたが、貴重な機会を与えてくださったACOUSTIC REVIVE様に御礼申し上げます。
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