ACOUSTIC REVIVEさんからマグネットフローティングインシュレーター「RMF-1」が発売になっているようで。
以前から開発中というのはFacebookでチラッと見かけていたのですが、ネオジウムマグネットの反発力でフローティングを実現するインシュレータです。
1個あたり7kgまでの重量を支えられるそうですから、かなり強力なマグネットなんでしょうね。
普通の機材を支える場合は最低でも3個必要ですが、それで21kgまでOKですからよっぽど重量級のものでなければ数としてはこれで足りそうです。
ただ、機器自体の重量バランスが思いっきり偏ってるものもありますし、転倒などを防ぐ意味では4個をうまい位置に配置するのがベストなのかなと。
その場合だと28kgまで大丈夫ですから、大抵のプレーヤー類やプリアンプなどで使えそうです。
ちなみに外観は直径が約3.5cmですが、この素材にはアルミ合金と黄銅を組み合わせてあるそうです。
フローティングといっても結局機材やラック、ボードなどに触れるのは外側の素材ですし、こうした素材は重要ですね。
天然水晶や特殊制振材も組み合わせてあるそうで、コンパクトながら、さすがのコダワリようです。
これだけでも十分でしょうが、個人的にはヒッコリーボードと組み合わせて使ったら、さらに良いのではないかなと推測しています。
うちで使うことを想定してみると、やっぱり使いたい&使いやすいのはレコードプレーヤーでしょうか。
重量バランスもそれほど偏りはないですし、重さも17.5kgくらいなので3個でも理論上は大丈夫ですが、やっぱりガタン!ってなると針が怖いので4個かなぁ。
あとはネオジウムマグネットがカートリッジに与える影響もやや気になりますが、既存の製品もたくさんありますし、自分で配置が決められるわけですから、配置を工夫すれば、より安心でしょう。
次はCDプレーヤー…と普通はなりそうですが、ラックの高さに余裕があまりないのですよねぇ。
RMF-1の高さは最大で約4.5cm、最小で約4cmだそうですから、そこそこ余裕があったほうが良いでしょう。
元々の脚を避けて配置しても良いので、場合によっては実質的な高さアップは2cmくらいで済みそうですけどね。
DP-70Vは24.3kgですから、これは4個必要になるようです。
プリアンプは回転系もないし、フローティングが不要そうに思えますが、同じラックに置いた他の機材との物理的なアイソレーションになることは、特にフォノイコライザなど増幅率の高いところで効いてきそうです。
またトランスの唸りなどを他に伝えないことも良い効果を生みそうです。
C-280Lは18.1kgですから、これも3個で大丈夫ですが、ウッドケースに入ってるので配置に制限があるかも…。
ちなみにスピーカーはどう考えてもウチでは無理ですが、ブックシェルフでは良い効果を生んでくれそうです。
とまぁ勝手に皮算用してみましたが、春までにはACOUSTIC REVIVEさんをご訪問してみようと思っていますので、そこで他の機器も含めて試聴できたら良いなと思っています。
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