Acoustic Solidからトーンアームが複数取付可能なターンテーブル「SOLID 111 METAL」が7月に国内発売されるようで。
重さ6kgほどのターンテーブルそのものと別筐体のモーター部という、無駄を削ぎ落としたようなデザインですが、そのおかげで周辺にトーンアームを取り付けるベース部分を取り付ければ、最大3本まで取付可能のようです。
そのトーンアームもロングアームやセミロングアームまで対応していて、拡張性はこのクラスでは最高レベルでしょう。
まぁお値段もアームやカートリッジ無しで30万円超ですから、それなりのお値段ではありますが。
海外ではWTB303というトーンアームとフォノカートリッジが付属するようなんですが、国内ではあえて外して出してくるのですね。
ちなみにSOLIDとかMETALという名称通り、プラッターはもちろん、トーンアームのベース部まで全部アルミ無垢材削り出しとのこと。
重さもアーム無しで13.5kgと、昔のマイクロほどではないですけど、デザイン的にもそれを彷彿とさせる印象で、カッコいいなと思います。
実際に使うとなると、ダストカバーとか付けづらくて不便なところもたくさんありそうですけど。
なお、ターンテーブルシートはアクリルシートと黒いフェルトが付属しています。
モーターはBerger Lahr社製のACシンクロナスモーターで、これをスイッチング電源でコントロールする仕掛けです。
ですので、電圧や電源周波数にも幅広く対応しています。
いずれにしてもアナログレコード人気もあってか、海外各社の優秀そうなターンテーブルがどんどん入ってくるのは楽しいですね。
国内のも、もうちょっとこういう遊び心がありつつ、基礎のしっかりしたものが増えてくれるともっと楽しいのになぁと思いますが、大手ではやっぱり台数がそれなりに出ないと厳しいのでしょうね。
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