ビット・トレード・ワンからポータブルヘッドフォンアンプキット「AD00031」が発売されたようで。
ハンダ付けも必要な、わりと本格的な電子工作キットですが、Einstein’s electronic labというWebサイトを運営されていらっしゃる小野寺さんの設計を「BTOマイ・プロダクト・サービス」で製品化したものだとか。
少し前に出たスピーカー用のアンプキット「AD00026」も同様にして製品化されたものだそうです。
キットばかりのようですが、売上台数としては完成品のほうが多そうな気もするんですけどね。
キットのほうの特徴としては電流帰還方式でヘッドフォンのインピーダンス変化に強いものになってるんだとか。
方式はともかくとしても、オペアンプのみに頼らずトランジスタもしっかり使ってあるのは良さそうです。
なお、オペアンプはNJM4580、トランジスタには2SC2120と2SA950が使われており、オペアンプはソケット交換可能になっています。
また、ヘッドフォンのインピーダンス対応のために抵抗交換式にもなっていて、標準の対応公称インピーダンスは16~64Ωですけど、抵抗を変えれば600Ωまで対応できます。
電源は単4電池4本で立派なアルミケースも付いていて、これで1万円を切るのはハンダ付けにそれなりに慣れているならお買い得かと思いますけど、やっぱり組み立ての難易度は結構高いかなぁ。
そこさえクリアできれば、Amazonでも売っていますし、秋葉原だと三月兎、鈴商、若松通商、大阪日本橋だとシリコンハウス共立で販売してるそうなので、ちょっと遅めの夏休み工作には良い題材かもしれません。
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4 Responses
8月 27th, 2013 at 3:28 PM
今日は。
OPアンプが交換出来て面白そうですね。そのトランジスタなら小型のスピーカーを問題なく鳴らすことが出来ます。ヘッドホンのインピーダンスに併せることが出来るのも便利ですね。
8月 27th, 2013 at 8:26 PM
shigechanさん、コメントありがとうございます。
体調を崩されていたようですが、大丈夫でしょうか。
かくいう私もめまいがしたりで、温度変化が激しいのは厳しいですね。
オペアンプや抵抗変更で遊ぶ要素を持たせつつ、ディスクリート構成も組まれてパワフルそうなアンプです。
電源が電池4本なのがちょっともったいないような気もしますが、そういうところも自力で手を加えたら楽しそうです。
8月 27th, 2013 at 9:40 PM
今晩は。
私は胃腸の働きが弱っているようです。内臓脂肪のせいかな?
最近のATOKはバカになってきているような気がしてなりませんて、自分が見直さないからいけないんですが、どうもヘンテコな変換が多い(^^ゞ
ローノイズタイプのACアダプターを使える様にする位でしょうかね〜。アコリバから随分高価なものが出ていたように思います。フィデリックスにもあったような気がしますよ。
MacBSさんもお大事にして下さい。
8月 28th, 2013 at 9:34 PM
shigechanさん、コメントありがとうございます。
次は台風が近づいていますし、天候の変化が激しいのは厳しいですね。
私はすっかりGoogle日本語入力にしてしまいました。
6VだとFidelixのFL-AC-st2が該当しますね。
それではポタアンでなくなってしまいますが、据え置きでも結構良さそうなキットだと思います。