MacBSの日常生活的日記

AD00031

ビット・トレード・ワンからポータブルヘッドフォンアンプキット「AD00031」が発売されたようで。

ハンダ付けも必要な、わりと本格的な電子工作キットですが、Einstein’s electronic labというWebサイトを運営されていらっしゃる小野寺さんの設計を「BTOマイ・プロダクト・サービス」で製品化したものだとか。
少し前に出たスピーカー用のアンプキット「AD00026」も同様にして製品化されたものだそうです。
キットばかりのようですが、売上台数としては完成品のほうが多そうな気もするんですけどね。

キットのほうの特徴としては電流帰還方式でヘッドフォンのインピーダンス変化に強いものになってるんだとか。
方式はともかくとしても、オペアンプのみに頼らずトランジスタもしっかり使ってあるのは良さそうです。
なお、オペアンプはNJM4580、トランジスタには2SC2120と2SA950が使われており、オペアンプはソケット交換可能になっています。
また、ヘッドフォンのインピーダンス対応のために抵抗交換式にもなっていて、標準の対応公称インピーダンスは16~64Ωですけど、抵抗を変えれば600Ωまで対応できます。

電源は単4電池4本で立派なアルミケースも付いていて、これで1万円を切るのはハンダ付けにそれなりに慣れているならお買い得かと思いますけど、やっぱり組み立ての難易度は結構高いかなぁ。
そこさえクリアできれば、Amazonでも売っていますし、秋葉原だと三月兎、鈴商、若松通商、大阪日本橋だとシリコンハウス共立で販売してるそうなので、ちょっと遅めの夏休み工作には良い題材かもしれません。

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