リビングにテレビ台を自作しましたが、2階のオーディオ用にはADKのオーディオラック「 Stack Series」を導入することにしました。
名前の通り、積み重ねることで段を増やすことができる構造になっていて、今回導入したのはベースとなる「STC-B125FWN」と、小さめのスタックユニット「STC-A117FWN」です。
STC-B125FWNのほうは高さが250mm、STC-A117FWNは170mmの機材まで収納可能です。
天板はレコードプレーヤーを置くとして、問題はスタックユニットの部分ですが、うちの機材はちょっとデカいものが多くて、入るのはCDプレーヤーのDP-70Vのみ(135mm)でした。
プリアンプが入ると配置的には良いのでしょうけど、ウッドケースに入っていることもあって171mmほどあり、放熱も考慮するとどうやっても無理だなと。
下の段には寸法的にはパワーアンプの「A-45」(211mm)、クリーン電源の「PS-500」(180mm)も入る計算になりますが、どちらもさらに熱の心配がありますし、できればヒッコリーボードも敷きたいので、上の写真のような収納の仕方になりました。
もちろん将来的にスタックユニットを追加する可能性もありますが、その前にスピーカー間に置く形のままにしておくかも未定ですし、ひとまずはコレで。
スタンドとしての作りは率直に言ってそこそこというところで、重量はベースユニットが20kg、スタックユニットが11kgとしっかりしていますが、それなりに響きはあります。
プリアンプの下にはヒッコリーボードを導入しましたし、レコードプレーヤーはハウリングマージン低下からJ1 ProjectのマテリアルAダンピングパッド「A50R-J/4P」を使っています。
逆にCDプレーヤーは何も敷かないのがベストのようです。(ヒッコリーボードはさすがにもうないので試せてませんが…。)
なお、寸法は外寸でW574xD500mm、内寸がW500xD475mmなので、機材やヒッコリーボードにはピッタリですが、もう少し余裕があったほうが小物を置くスペースもあって良かったかも。
ちなみに耐荷重は天板が100kgだそうで、スタックもある程度限界がありそうな気がします。
サウンドに関してはスピーカー間に物があるのは変わらないですが、やはり定位などは明瞭になり、中低域の抜けは良くなった気がします。
ただ思ったよりはテーブルもそう悪くなったなぁという思いもあります。(主に使い勝手の面で)
リビングの自作テレビ台は見た目でいえば良くないかもしれませんが、自分が思ったとおりに作れる点もありますし、想像以上に音も良くなったので、ついついそれと比べてしまう部分もあるのでしょうね。
あとはやはり設置場所ですけど、現状はスピーカーケーブルの長さの都合もあってコレ以外の配置は無理な状態です。
そのスピーカーケーブルはすでに手配済みですし、いくつか配置パターンも考えてありますが、まずはそのケーブルの評価もありますし、最近ちょっと環境変更が多かったので暫し落ち着かせてからゆっくり変更していこうかと思っているところです。