出張先でAETの電源プラグ「PSE-018HR」を仕入れてきました。
当初はFURUTECHのにしようかと思ったんですが、ロジウムメッキで安いのはこっちだったんですよね。値引き率も良かったですし。
ベースとなってるのは明工社のホスピタルグレードのようで、それにロジウムメッキを施してあるようです。
元々が明工社だけに使い勝手も良く、ケーブル接続や固定はしやすいですね。
一部に非磁性のネジが使われていますが、どうやら全部ではないみたいです。
手持ちのだとオヤイデのがロジウムですけど、こちらのほうが音色的にロジウムの色合いが強い印象です。
ほぼサブの電源タップと化したパワーディストリビューターのコンセントとしてマリンコから交換しましたが、ほのかに華やかさが載りつつ、躍動感のあるサウンドになりました。
やはり汎用品と比べて余韻が美しく、そこそこにオーディオ的な味付けは多少ありますが、うまくバランスが取れているのはさすがだと思います。
ちなみにパワーディストリビューターに残ってるのは電源非連動でレコードプレーヤーやCDプレーヤーなど、電源連動はフォノイコライザーのみです。
これらでもそれだけ変化するんですから、オーディオは不可思議なものですし、マニア以外には理解し難いところも多いでしょうね。
ただ、「意見には個人差がある」範囲で言わせてもらえば、ケーブル部分以上にプラグは重要だという認識で、その点でも今回のプラグはわずかに華やかさを載せる方向に持っていきたい場合にはオススメかと思います。