finalを手掛けるS’NEXTからワイヤレス製品を扱う新ブランド「ag」を立ち上げるようで。
agとはまた短すぎてSEO対策しづらそうな名前だなぁと思いましたが、Webサイトは一応できているものの、プレスリリースで出ているSSL対応ではなく、これを書いている時点では非対応の「http」で動作してます。
(11/3 13:00追記)
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現在はSSL対応になっているようです。
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WIXにネームサーバーが振られているのですが、そんなに慌てて立ち上げたのかな?
説明文も若干紛らわしいイメージがあるのですが、あくまでもS’NEXTが「国内総代理店」だと公式サイトにも書かれています。
つまりfinal監修ではあるものの、finalの兄弟ブランドというわけではないわけですね。
ただ、何処かで売ってたものを名前だけ変えて売ってるわけではないですし、そういう意味では上手い戦略かなと感じます。
肝心のワイヤレスイヤホンは以下の3種類で、どれもいわゆるトゥルーワイヤレスイヤホンです。
TWS01K : 11/15発売予定 12,800円
TWS02R : 11/15発売予定 8,480円
TWS03R : 12月初旬発売予定 5,980円
チップセットはTWS01KがQualcommのQCC3020とのことで、TaoTronicsのDuo Free+などで採用されているのと同じものです。
同じエントリークラス向けのQCC3026よりも途切れやすいという評判ですけども、その辺りはまだ良く分からない部分です。
音質面ではソフトウェアに頼らず、アコースティックチューニングしている部分が「final監修」を謳っているところでしょう。
ちなみに最後にKが付くのが価格がちょっと高めなマニア向け、廉価なのがRとのこと。
高価、廉価の頭文字ではなく、「かしこし」と「らうたし」から取ったらしいですけどね。
対応コーデックはTWS01KのみがaptX対応で、RシリーズはSBCとAACのみ。
そうなるとそもそも価格は安めの設定ですし、TWS01Kが良さそうに思えます。
再生時間もTWS01Kはイヤフォン単体で9時間、充電ケース併用で最大54時間なのに対し、Rシリーズのほうはだいぶ短くなっていますし。
あとはなくした場合に片方だけで購入可能というのはちょっと良いですね。
ワイヤレスイヤホンも気にならないわけではないのですが、今まではまだ完成度や方向性が見えにくい製品が多かったように感じていました。
AirPods Proのようにゴリゴリにテクノロジーに振ったものも出てきましたが、オーディオ的なアプローチの製品も肝心のチップセットが自社で作れるはずもなく、中途半端にブランド売りしている感がありました。
ブランドは分けつつもアコースティックにしっかりテコ入れされているなら、価格も含めてちょっと試してみたい感じも出てきたかなと。
iPhone使いとしては音の部分以外でAirPods Proも興味がないわけではないですし、まだまだ決定打といえるほどではないかもしれませんが、今後の動向を追いかけてみたいと思います。
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