父親に貸していたJAVSのDAC「DAC-2 MARCH」が戻ってきたので、寝室で使っているAirMac Expressの光デジタル出力に繋いでみることにしました。
実はこれには前置きがあって、最初は同じく余っているTEACのUSB-DAC「UD-H01」を試したんですよね。
でもこっちだと音が小さくなった大きくなったりと揺らいでみたり途切れたりと使い物になりませんでした。
もちろん、AirMac Expressのアナログ出力ではこういう現象はなくて、調べてみるとルーター経由でAirMac ExpressのAirPlayを使うと起きやすいようです。
これで一旦諦めていたわけですが、DAC-2 MARCHをダメ元で使ってみると、上記の症状は全くナシ。
原因はどちらかと言うとDAC側ではなくAirMac Expressのデジタル信号にジッターが大量にあって、リンクが途切れがちなんだと思われます。
音質に影響が云々のレベルではない状況の、かなりひどい信号状況なのだと推測できますが、それでも一応無事に鳴ってくれるという点はDAC-2 MARCHを評価できるかと。
逆に、DDCで使っていた時の経験でもUD-H01はその辺りにかなりシビアな印象ではありましたが。
そして肝心の音質ですが、これはやっぱり専用DACの効果絶大です。
AirMac Expressのアナログ出力も見かけよりは意外と良くて、iPadやiPhoneのDock端子から取ったライン出力並みかそれ以上のものがありますが、やっぱり格が違いますね。
DAC-2 MARCHを通した音は音源の音質を評価できるレベルにまで向上しています。
音の輪郭がハッキリとして、オーディオとして語れるグレードに上がった印象です。
なお、DAC-2 MARCHにはアップサンプリング機能もありますが、これはオフのほうが良い感じです。
これでさきほどのジッターが減少すればもっと良くなるのかもしれませんね。
ルーターを変えると良くなることもあるそうですが、そのためだけにというものねぇ。
AirPlay対応の他メーカーの機器を導入するのも手かもしれないなぁとは思いますが、選択肢がそれほど多くないのが難点です。
とりあえずはAirMac Expressの設置場所やルータの設定見直しなどをやってみようかと思います。