ALO audioのMMCXケーブル「SXC 24 Earphone Cable」をゲットしました。
Tinselの3.5mm4極はかなりお気に入りだったのですが、バランスだとPLENUE Sでしか使えず、final MAKE2の出番が少なくなっていました。
3.5mm4極から3.5mm3極への変換ケーブルがあれば良いのですが、市販の安いものはスマホマイクのためのもので配線が異なるので使えません。
唯一と思しき市販品はeイヤホンにあるのですけど、なんとなく変換ケーブルだと劣化するような気も…。
そうこう悩んだ末に「アンバランスでグレードアップしちゃえ!」となった次第です。
最初はLitz Wireくらいで考えていましたけども、どうもこれはPVCらしく、そこはやっぱりテフロン系が良いなぁという贅沢でSXC 24となりました。
Tinselよりもだいぶ太めのケーブルで24AWGの銀メッキ銅が4本という構成になっています。
色付けされた糸もいっしょに編み込まれていて分かりやすい(?)というか、印象的な仕上がりですね。
リケーブルして早速聴いてみるとTinselとはずいぶん音が違います。
厚みのあるサウンドで重心もグッと低くなり、ゆったりしつつも温度感もかなり高めです。
Tinselは解像度を高める傾向ですが、SXC24のほうが長くしっかり聴きたい雰囲気になってくれました。
同じPLENUE Sでもアンバランスで使うことになるわけですが、個人的には接続方式よりもケーブルのほうが音傾向に占める比率は高い印象です。
SXC24のほうがヘッドホンに近いような充足感があり、ウーファーで言えば口径が大きくなったような余裕が感じられます。
とりわけベースなどはキレと厚みがまるで違い、空間的な広がりもより高まったように思います。
MAKE2はBAとダイナミックのハイブリッドですので、元々、PANDORA HOPE VIに似ていましたが、さらにその傾向が強まりました。
Tinselのほうももちろん無駄にはならず、E4000をリケーブルしておきました。
これでE5000はfinal純正、MAKE2がSXC24、E4000がTinsel4極となって、自分としては良い具合に使い分けられる感じになった気がします。
ただSXC 24はケーブル自体の固さと耳の部分に針金が入っていないため、装着位置がズレてしまう課題があります。
finalにはイヤーフックが付属していましたし、それでも試してみようかなとは思っているところです。
その絡みもあって他と入れ替える可能性も大ですが、MAKE2はそもそもカスタマイズもできますし、ケーブルなども含めてチューニングしていけたら良いかなと思っています。
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