ALO Audioのヘッドホン用ケーブル「SXC 8 Headphone Cable」を入手しました。
先日入手したCampfire Audio CASCADEがHD800と同一の端子形状ということでバランス対応でEFFECT AUDIO Hades Thor Copper 8wire HD800も最初試しました。
こっちは純正のアンバランスLitz Wireや中華の銀メッキのケーブルと比べると音圧が高いような印象があって低域が分厚いです。
ただこれはHD800で常用してますし、DAPで使う頻度を考えるとXLR 4pinよりも4.4mmが良いなと。
SXC8は上品な感じで、CASCADE純正のLitz Wireから順当なグレードアップという印象です。
ケーブルはテフロン被膜ということもあって少し硬いですが、取り回しはイヤホンの類似したケーブルと比べればそもそもがヘッドホンなのでそんなに悪くはありません。
いちばんの違いはボーカルの実体感が尋常でない点で、銀メッキっぽいキツさは皆無です。
アコースティックな楽器の音色も生々しいです。
透明感が特筆するほど極めて高いとかそういうわけではないのですが、心に語りかけてくるような感覚があり、そういう部分はリスニング寄りのチューニングが活きているのでしょう。
もちろんテフロン等の基本性能をしっかりさせた上での調整ができているという印象を受けました。
低域も量でなく質が向上した印象で、むしろ厚くなりすぎないほうがCASCADEには合っていて相性は良さそうです。
最近はEFFECT Audioに傾倒気味ですが、やはりALO Audioのゆったりした感じも良いなと改めて感じた次第です。
硬すぎてイヤホンで使いづらくて眠ってるケーブルも端子交換してヘッドホンで使えば活かせそうな気もしました。