MacBSの日常生活的日記

ALO audio Tinsel Earphone Cable MMCX-3.5mm4極 ALO-4761

ALO audioのMMCX用の3.5mm4極バランスリケーブル「Tinsel Earphone Cable ALO-4761」を導入してみました。

PLENUE Sが3.5mm4極という、今となっては特殊なバランス端子ということで候補があまりなかったのですが、結果的にはALO audioが好きですし良かったのでしょう。
2.5mm4極にしておいて変換プラグで…というのも考えましたし、当初はIE80Sをリケーブルすることも考えたのですが、IE用はさらに選択肢が限られますし、せっかく気に入っているNOBUNAGA LABSの睡蓮を交換するのも勿体無い(?)ですからね。
逆に睡蓮のプラグを同社の出している3.5mm4極に交換することはだいぶ考えましたけども。

最初はひとまず茶楽音人のDonguri-鐘 Re-Cableで動作確認しました。
PLENUE Sはバランスだからといってこれ見よがしにパワーが上がるようなことはありませんが、しっかりセパレーションは向上してくれます。
帯域バランスもアンバランスそのままに、より雄大な描写をしてくれるようになりました。

final E4000のノーマルケーブルでのエージングがそこそこ進んだ段階で、TinselはE4000に装着です。
ノーマルケーブルと比べますと、まさにALOらしい音色になり、サラッとした質感の中に穏やかさと艶が両立してきます。
低域の力強さという点ではやや細身な印象はありますが、E4000の精度の高い深遠な描写力に上品さが付加されました。

欠点を挙げるとするならば、絡みやすいというところでしょう。
対策は左右の分離幅を調整するループをイヤホン側に寄せておいて巻けば、だいぶ絡みを防げるようです。
またあまり小さく巻き過ぎると、そうでなくても絡みやすい上、巻き癖も強くなるので、やや大きめのケースにゆったり入れるようにしています。

E4000の素晴らしさもありますが、Tinselもその良さをしっかり伸ばしてくれたおかげで、PLENUE Sではこの組み合わせをメインで使うようになりました。
ちょっとアンバランスで聴きたい時用に3.5mm3極への変換プラグも欲しいのですが、これがまたなかなかないんですよねぇ。
そういう不便さはありますけども、この組み合わせはすっかり寝る前の定番アイテムになってくれました。

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