AMI MUSIKという新しいブランドからUSB-DAC「DDH-1」というモデルが今月末に出るそうで。
国内メーカーとなってますが取り扱いはWiseTechだそうで、住所を調べてみるとなぜかバーチャルオフィスのようです。
別にバーチャルオフィスが悪いわけではなく、新ブランドでありながらもWiseTechで扱ってもらうことが決まったということはおそらくどこかのメーカーからのスピンアウトみたいな感じなんでしょうね。
日本製パーツを使用、みたいな謳い文句を見ると韓国系ブランドからかなぁと思ってみたり、見た目からizo、それにADC内蔵(あっちはフォノイコライザー内蔵だけど)というスペックからFURUTECHかな?とか色々推測してます。
ちなみにAMIは「Audio Music Interface」から来ているんだそうで、April Musicからかな?という読みはたぶん外れていそうです。
そんな機能に関係ない話題はそれくらいにして、この機種の特徴はさきほどもチラッと書いたようにADコンバータを内蔵している点かと。
ステレオミニではありますが、アナログのLINE INがあって、これが24bit/96kHzでデジタル化可能で、手持ちのアナログ音源のデジタル化などに役立ちそうです。
ただ、変換したデジタル信号は光デジタル出力からのみ取り出せるそうで、USB経由でパソコンには取り込めないようですし、ヘッドフォン側にも出ないのかな?
この他、DDCとしても優秀でXMOSが採用されていますし、DACはPCM1795、ヘッドフォンアンプはTPA6120A、そしてボリュームには特注のALPSポテンショメータと、どれも優秀な素子が多用されています。
USB入力がUSB 3.0端子を使ってるというのも面白いですね。
スペックだけではなんとも言えませんが、ヘッドフォン系のお店で展示もされるようですし、一度聴いてみる価値はありそうです。