MacBSの日常生活的日記

ARCAM DELTA BLACK BOX 50

出張前に某所に注文しておいたARCAMのD/Aコンバーター「DELTA BLACK BOX 50」が届きました。

今回は出張土産ではないわけですが、まぁ費用的には似たようなものです。
流行りのUSB-DACではなく、1993年発売らしいオールドDACですね。
PCM69というチップを使ってるので、サンプリング周波数の上限も48kHzまでです。

寝室のAirMac Express用にと思って導入してみたんですが、まずはMac周りのシステムに入れてみます。
UD-H01はデジタルアウトがないので、DDCはhiFaceですが、低域の伸びが全然違います。
新しいもの好きでもない私でもさすがに多少は古臭い音かなと想像していましたが、中域から低域に掛けての情報量は明らかに増えています。
それを受けて、ヴァイオリンの音がこれまで以上に艶やかになりますし、チェロやオルガンなどは全く表現力が違います。
さすがに最新チップ搭載のUD-H01は高域の歪みの少なさだけは分がありますが、録音の差を顕著に聴き分けできるという意味ではARCAMの圧勝ですねぇ。

ってことで、結局、Mac周りのシステムにしっかり組み込まれてしまいました。
UD-H01のほうを寝室に移動させるかなぁという感じですが、ハイレゾ音源への対応とかありますしねぇ。
当面は両方を使い分けるような感じで色々試してから結論を出そうかと。

主観的な音質評価ではARCAMが圧勝気味ですが、音の傾向としてはやはりブリティッシュサウンドだなぁという印象もあります。
ソースでクセが欲しくない方には合わない部分もあるかもしれませんが、うちの場合はその後もMicromega、DALIですから、そういう国産路線とは全く違う方向に行ってますし。

また、結果的に底上げされたことにより、トランスポートやDDCの音質差が顕著になってしまいました。
特に光デジタルでつないでいるKENWOODのDPF-5002がちょっと厳しい感じですねぇ。
ARCAM側の光が弱いのかもしれませんが、この辺りも色々試してみる必要がありそうです。
DDCについてはAudirvanaのダイレクトモードに対応したものが良いなぁと思ってたので、のんびり対応製品を狙ってみようかなと思っています。

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