ARCAMから、かなりお手軽なUSB-DAC「rPAC」が発売されるそうで。
あまりオーディオに詳しくない方には知名度が低いかもしれませんが、かなり昔からあるイギリスのオーディオメーカーで、わりと低価格ながらシンプルにまとまった良質な機器を出してくれるところです。
rDACという小型のUSB-DACが結構有名なので、これをご存知の方も多いかも。
rDACの廉価版といっても良いのかもしれませんが、こちらにはヘッドホンアンプが付いていて、より身近に使える感じに仕上がっているようです。
rDACも700gで十分軽量でしたが、こちらは300gと、さらにコンパクトですし。
その分、DAC部分のスペックはやや小ぶりで、PCM5102採用で、24bit/96kHzの対応です。
rDACもUSBは同スペックですが、あちらはデジタル入力があって、そちらは192kHzまで対応です。(rPACはUSBのみ)。
ただ、アシンクロナスモードに対応してるのは同様で、音質は結構期待できるんじゃないかな。
電源がUSBバスパワーのみというのが個人的にはちょっと残念ですけれど、お値段が安いし、手軽さを考えれば十分かな。
それにしてもオーディオ各社、パソコンを音源とした機器をどんどん出してくるようになりました。
むしろ、日本のオーディオメーカーのほうが少ないくらいかも。
ソニーあたりは自社でパソコンも出してるわけですし、投入すれば結構人気が出そうです。
TA-DA5700ESにはUSB-DAC機能があるらしいですが、ちょっと重厚長大過ぎますからねぇ。
他社の後追いをしても仕方ないでしょうが、オーディオのソニーもまた存在感を見せてほしいなぁと思います。