arteのレコードクリーニングブラシ「RC-B」をゲットしてみました。
当初は静電気除去系のカーボンブラシを考えていたのですが、このブラシ、アイコールのレコードクリーニングマシーン「Clean Mate IQ1100A」に付属のものと同じっぽいという情報を目にして、これに変更しました。
たしかに0.02mmの毛先というところも同じですし、形も非常に似通っていますね。
デンターシステマで自作する、というのも以前目にして試したことがありますが、それはどうもあまりうまくいきませんでした。
どうもその辺り、製品の説明文に書いてあるような部分に関係があったのかも。
力を入れすぎると毛先が寝てしまって溝の奥の汚れに届かないんだそうです。
ブラシ自体も痛みますし、そっと毛先が立つ感じでブラッシングするのがコツみたいですね。
但し書きが常に正しいとは限りませんが、実際に試してみた感じでも、軽くカートリッジの針圧くらいの気分でブラッシングしたほうが良いような気がしました。
アイコールのクリーニングマシーンの場合は汚れをかき出した後にバキュームしてくれますが、アルテの場合にはクロスで拭き取る形です。
今回は純正のクリーニング液もクロスも使わず、自作のクリーニング液とJKワイパーを使っていますが、それだと初回の再生時に針先が汚れます。
それだけ汚れをかき出してくれたとも言えますが、そこはさすがに専用のマシーンにはかなわないところです。
あと、プレーヤーの上でクリーニングするとシャフトなどに負荷がかかるので、できれば別途発売されているレコードクリーニングターンテーブルなどを使うべきでしょうが、結構なお値段ですからねぇ。
幸い(?)、うちにはたくさんレコードプレーヤーがありますから、ちょっとシャフトにガタの出てるYAMAHAのプレーヤーをクリーニング用に設置しようかなと思ってるところです。
オススメ度合いとしてはお値段を考えるとマストバイとはちょっと言いづらいですが、クリーニング方法をもうひと工夫したいなと考えていらっしゃる方は導入してみる価値はあるかもしれません。
本気でやるならクリーニングマシーン、ということになるのでしょうけどね。
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