Astell&Kernから初のDAC内蔵ポタアン「AK10」が11/8に発売だそうで。
iriverの高級ブランド的な位置づけで、DAPでは他社に先駆けてハイレゾ対応の裾野を広げましたが、ポタアンにも手を伸ばしてきましたね。
他社の高音質DAPは音質こそ良いものの、プレーヤーのUIが結構前世代的なものが多い中で、iriverの実績が生きていて良質だったのが成功の鍵だったようにも思いましたが、シェアとしてみればやはりiOSの領域にも手を伸ばしたかったのでしょう。
かなり大雑把に言えばAK100 MKIIからプレーヤー機能を省いた感じで、DACはWM8740で24bit/96kHzまでの対応です。
USB-DACのほうはPCはもちろん、Lightningコネクター採用のiOS機器、Androidで使えるとのこと。
また、AK100もMKIIで出力インピーダンスを3Ω(AK100は22Ω)に下げましたが、AK10はここが1.1Ωになっていたり、DAP機能がないおかげか、微妙にTHD+Nが減ったり(ステレオクロストークは下がってる)しているようです。
DAPでも軽量だった重さはAK10では約51gと相当軽量です。
バッテリーの持ちは約3時間半の充電でiPod touch接続時、約11時間の連続使用できるそうですが、もう少し重くなってもスタミナがあったほうが良かったかも。
操作についてはリモコン機能もあるようで、巻き戻し・再生/停止・早送りができるサイドコントロールキーが付いています。
天板のところに大きな円形のアルミパネルっぽいものがボリュームとして使えるようですから、ケーブルが気にならなければ操作性は結構良さそうです。
なお、ボリュームについては側面にロックキーがあるので勝手に大きくなる問題は回避できそうです。
ただしお値段は3万円弱と、それなら初期モデルのAK100に行ったほうがスッキリ使えそうな気も…。
iOSの場合だと母艦のiTunesの関係もあってハイレゾ音源を入れづらいというところもありますし。
そもそもAppleは各社のハイレゾ路線に追従するのか?というところも気になるんですが、それはまた別の話ですね。
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