私も愛用しているイギリスのケーブルブランド、Atlas Cablesから新しいインターコネクトケーブル「Hyper Integra」が海外発売になるようで。
価格帯でいうと下からElement、Equatorと来てHyperが3番目に位置づけられるレンジになります。
これまでもHyperというRCAケーブルはあって、最近同社が採用しているIntegra Plugと呼ばれるタイプのコネクタに変更してきたというわけです。
芯線に80ストランドのOCCを使って、網線は2層編みの272ストランドのOFCというのは同じです。
他のIntegra Plugの場合もそうですが、実売価格としては安くなる傾向で、今回のは1mが125ポンド、海外通販だと1万円台後半となっています。
以前のHyper Asymmetricalは2万円台中盤でしたから、ずいぶん安くなってますね。
Integraプラグの見た目はプラスチックでやや安っぽく見えがちですが、非磁性体という良さもあるでしょうし、今回のHyperではスモークになってそこそこ立派な雰囲気になってます。
私もインターコネクトケーブルのEquatorと同軸デジタルケーブルのElementでIntegraプラグを使っていますが、装着感も確実ですし、個人的にはCHORDのVEE3よりもがっしり接続できて良いなという感触ですね。
ただ、音質傾向としてはAtlasは導入時に違いが明瞭に分かりやすいものの、やや飽きも早いのかな、という気もしています。
QEDはもっと忠実度重視だと思いますが、癖が少ないからか存在自体をあまり意識しすぎずに安心して長く使える信頼感があります。
CHORDはもう少し音楽性のほうに振ってあって、それがHi-Fi的には物足りなくなることもありますが、逆に恋しくなることもあって、同じイギリスのケーブルブランドでもまさに三者三様だなと。
ということで、またちょっとCHORDが恋しくなって…という状況だったりしますが、それはまた後日のご紹介で。