MacBSの日常生活的日記

今年のオーディオ総括 SACD編

SACDソフトを大量に譲っていただいたことをきっかけに、SACDが再生できる環境から整えたのも今年でした。

プレーヤーの選定はかなり迷いましたが、ピックアップ交換整備済みのDP-77を選んだものの、結局また修理に出してピックアップ交換してもらうという形に。
セカンドユーザー登録をしていたので保証は2年になりましたが、将来的には課題が残る形となりました。

Accuphaseの現行モデルもまだソニー製ピックアップのものが多いですし、D&Mも自メーカーの過去のプレーヤーの修理状況などを伝え聞くところからすると不安要素が多いところです。
SACDという器もハイレゾ配信が普及してきつつある昨今としては圧倒的優位にあるものでもなくなってきていますし…。
それでも実際にDP-77から奏でられる音はやっぱりCDとはだいぶ違うものがあります。
音源そのものが良いケースも多いでしょうし、ターゲットがマニアに絞られるのでマスタリングもそれ向けになってるのもあるのでしょうね。

たくさんSACDを譲っていただいておきながら、自分でもクラシックを主体にそれなりに買い足してます。
ただここでも時間が限られるのと余裕のなさもあって、なかなかしっかり聴けていないのは来年に向けての課題です。
リビングで聴けないというのも理由の一つですが、ハイブリッド盤ならCD層で聴けるわけですし、あまりこだわり過ぎずに楽しく聴くのが良いですね。

DP-77自体は音傾向がだいぶ新しいAccuphaseのそれになっているので、うちのシステムに馴染まない部分もありました。
SPECのインシュレーターを入れてみたりしましたが、足回りはまだ確定にいたってない感じです。
ラックの高さが足りず、ヒッコリーボードが使えないのが痛いところです。
それを補うべく、ケーブル周りはCardasで固めてみました。

とりわけQuadlink Power Cordは効果が高く、Hexlink 5C XLRと併せてだいぶ好みの傾向に持っていけました。
もちろん大元の壁コンセントにGTX-D NCFのアコリババージョンを投入した上での効果発揮だと推測してます。

あとは前述の足回りとクリーン電源からの配線をどうするかが課題です。
一般にはデジタル系こそクリーン電源の効果が高いとされているようですが、うちはやっぱりアナログが最優先でして、ここにノイズが混入するのを最小限にする構成にしたいなと。
聴感でのチョイスも当然やりますが、基本はフォノ出力のハムノイズや残留ノイズを最小にするような組み合わせを基本としています。
またDP-77のように電源トランスがトロイダルでないものだと、PS-500が唸るのも理由の一つではあります。
壁コンセントに負けない品質の電源タップが気になるところですが、RPC-1もありますし、そちらに任せた形の構成は近いうちに実現したいと思っています。

モバイルバージョンを終了