audio-technicaからアルミ製ヘッドシェルの新製品「AT-HS10」が8/21に発売されるそうで。
同社は昔からアルミ製のヘッドシェルを出していますが、新製品が出るというのはやはりそれだけアナログレコードのブームが本格的だということでしょうか。
厳密には海外で発売されているプレーヤーに付属させていたもののようで、それを国内で単品発売する形のようです。
私もオーディオテクニカのヘッドシェルは複数個持っていますが、どれもアルミの無垢ですが、今回のはダイキャストで繰り抜かれてあり、約10gとやや軽量に仕上げてあります。
最近のトーンアームは重量級ではバランスウェイトでの調整範囲にも限界があるでしょうし、交換式になってたりするものも少ないでしょうからね。
昔からヘッドシェルはこの軽量方向と重量級の両方の派閥に分かれているようなところがあります。
私はむしろ素材かなと思って色々試しましたが、意外とアルミが内部損失も大きめで結局良かったような気がします。
今回のは指掛けも一体成型されていますし、ここも面白そうなポイントです。
また私が持っている同社のヘッドシェルはシェルに開けた穴にネジをねじ込む形なので、細かなオーバーハング調整がしづらかったり、カートリッジにピッタリ合った長さのネジがなかったりと苦労しましたが、今回のは貫通式でビスとナットで固定する形なので、扱いやすいかと。
取り付けビスは16mmと10mmのがそれぞれ2本とナットとプラスチックワッシャーが2つ付属するそうです。
なお、リードワイヤーも付属していて、こちらは接点が金メッキだそうですが、導体の記載はありません。
現在、単売されているのはPCOCCですが、記載がないから普通のOFCなのかもしれませんね。
ちなみにお値段は4,400円(税抜)で、ブラックとシルバーの2色が用意されるそうです。
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