オーディオテクニカからMC/MM両対応のフォノイコライザーの新製品「AT-PEQ30」が5/15(5月下旬に延期されました)に発売だそうで。
お値段は税抜22,000円と、実売価格では既存の「AT-PEQ20」に近い気がしますが、あえて同じような価格帯で出してきたということは後継モデル的な位置づけなのでしょうか。
一応、現状は併売されるような感じです。
見た目はだいぶ違うのですが、スペック上はかなり近い内容です。
MCの入力インピーダンスが120Ω(PEQ20は100Ω)、MCの入力感度が0.28mV(PEQ20は0.25mV)、MCのゲインが59dB(PEQ20は60dB)ですから、微妙にMC側の回路を変えたのでしょうか。
そもそもACアダプタが12V/500mAからDC15V/1.2Aとなっていますが、そのわりには消費電力は4.1Wから2.5Wに減っていますし、やや手軽にMC対応させたという方向性なのかな。
PEQ20は12Vでバッテリー駆動している方も結構いらっしゃったと記憶してますので、15Vだとそこはちょっとやりづらいというのはありますけどね。
大きさはAT-PEQ20のH44×W105×D135mmという奥行き長めのスタイルから、H47×W197.5×D125.5mmと幅が広くなっていますし、重量も460gから890gと増えているので見た感じは良くなっているかもしれないですね。
以前はMMのみ対応のTHORENSやCreekのフォノイコライザーを使っていた時期もありましたが、レコードは思った以上にフォノイコライザーの影響が大きいように感じますし、気楽さとどっちを取るかは難しいところです。
ただまずは気軽にレコードを聴いてみる時にこういう選択肢が残っているというのはありがたいことだなと思います。
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