オーディオテクニカのウルトラソニックCDクリニカ「AT6060」を入手しました。
いわゆる超音波洗浄器で、本来は専用クリーニング液「AT694」を水で薄めてCDをクリーニングするというものです。
専用液は付属しませんし、あったとしても20回分でもう売っていませんから、そこは代用品を用意する必要があります。
CD以外にもアクセサリや小物類もクリーニング可能で、こちらは中性洗剤で良いとされています。
CDはレーベルもあるので、あまり強力すぎないほうが良いでしょうし、浄水にちょっとだけドライウエルを入れる形で作りました。
CDは蓋の部分にケースのように装着する形で、できればレーベル面が浸からない程度にするのが良いのでしょう。
見比べてもなかなか分かりませんが、ちょうど同じディスクを2枚持っていたので、処理なし(左)と処理後(右)です。
盤面に透明感は出て反射が鋭利になった気もしますが、画像で識別できるほどではないでしょう。
音は比較が難しいですが電源ノイズが減ったような方向性の変化があるようにも感じられますし、力強さが出たようにも思われます。
Wadia 23は信号面を上にセットするので内側の部分に指紋が付きやすいですし、そういう油分を取り除くのには良いでしょうね。
超音波というとメガネが定番ですが、CDに合わせて12cmほどなので全体は入りきれません。
上にコップなどを載せてもその中に入れても一応効き目はあるようですが、液体や物を入れずに動かすのは厳禁だそうです。
ナイフやスプーンも洗ってみましたが、中性洗剤はそこまで効果がなく、ドライウエルのほうが効果が分かりやすい気がしました。
いちばん分かりやすかったのはミラネーゼの腕時計ベルトで、これはもう真っ黒なものが出てきました。
レコードみたいに音溝に直接的な効果があるわけでもないですし、積極的にはオススメしづらいですが、シチズンなどからメガネ用のが出ているのでそれらを入手してみるのは良いかもしれません。
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