AudioQuestからコンパクトなUSB-DAC「Dragonfly」が発売されるそうで。
デザインはhiFaceやFireStoneのRedKeyといったUSB-DDCに似ていますが、こちらはDACまで搭載しています。
また、FireStoneのBlackKeyはUSB-DACですけど、Dragonflyはヘッドホンアンプも兼ねているなど、さらに一歩進んだ機能満載ぶりです。
大きさもhiFaceあたりは実際に見ると意外とデカイんですが、DragonflyはUSBメモリとそれほど変わらない大きさに収めてあるというのはすごいですね。
内容的にもなかなか充実で、DACはESS TechnologyのSabre ES9023で、24bit/96kHzまで対応で、アシンクロナス転送に対応しています。
見た感じは自作PCパーツっぽいテイストですが、音質的にも結構期待できそうです。
なお、本体には名前の通り、トンボのロゴが光っていますが、これが入力周波数に応じてLEDの色が変わるんだとか。
ヘッドホン出力はライン出力と端子はステレオミニで共有になってますが、可変出力モードとライン出力モードを搭載しています。
ボリューム操作は可変出力モードの場合は内蔵のアナログボリュームをパソコン側から操作する仕様になってるらしいですが、ドライバはOS標準のもので大丈夫みたいです。
個人的にはUSB-DDCのほうが組み合わせで遊べて楽しいですが、ノートパソコン辺りを気軽に音質向上させるには結構良い機器かも。
お値段はそれなりに高めですが、44.1kHz系と48kHz系で独立した内蔵クロックを持っていたりと、こだわった製品だと思います。