AudioQuestからスピーカーケーブル「Q2」が5月下旬に発売になるそうで。
国内各社では導体の素材競争が激しいですが、AudioQuestもLGCというのを提唱してきました。
LGCはLong Grain Copperの略だそうで、そのまま長く圧延した銅なんでしょう。
これを真ん中に少し太めの単線を置き、周りを11本の細めの線で撚りながら覆った形とのこと。
単線のほうが音質的には優位だけれども、柔軟さを併せ持たせた、ということのようです。
さらにこの構造になった+と-の線をさらに螺旋状にしてインダクタンスを抑えてあるそうで、AudioQuestらしい、凝った面白い構造ですね。
逆にシールドについては淡白な説明で、外装にいたっては「音に影響することなく、クールな美しさと雰囲気を演出する」だけだそうです。
お値段は3mペアで24,000円とまぁオーディオ界では中堅クラスですけど、両端はバナナ端子のみで、長さも端末変更も受け付けないんだとか。
3mは結構長めのようにも思えますし、Yラグのほうがマニア受けは良い気もしますけど、在庫を複雑にしたくないのかな。
ちなみに海外では切り売りもしていますし、Yラグ仕様もあるようです。
国内でも1スプール100mでの販売はするそうなので、お店側で勝手に切り売りしてね、というスタンスでしょうか。
なかなか強気な雰囲気ですが、価格は海外で1フィート2.49ドルですから1mでおおよそ1000円で、100mが123,000円ならまぁそこそこかなという気がします。