韓国に本拠を持つTVLogic社が展開するオーディオブランド、AurenderからFLOWという、かなりユニークなUSB-DACヘッドフォンアンプが登場しています。
簡単に言うとUSB-DACヘッドフォンアンプがストレージデバイスを兼ね、さらにバッテリーも積んだ、というもの。
外観全体だと3.5inchのHDDクラスのサイズになってるので、持ち歩きはちょっと厳しそうに思いますが、ノートパソコンに付加する音楽セットみたいな感じをイメージしているのだと思います。
ただ、ノートパソコンならバッテリーはなくても…と思いますが、タブレットなどでOTGで使うことも想定してのことかな。
もちろんノートパソコンでも外でバッテリー駆動中ならUSB給電できる余裕はないので助かるでしょう。
なおバッテリー駆動では7時間以上動作するそうです。
DACチップはES9018K2MでDSDネイティブ対応で、ヘッドフォンアンプもA級動作と、今どきのUSB-DACポタアンっぽい仕様です。
デジタルボリュームや凝ったディスプレイとかもあって、ここまでやるならもうDAPにしたほうが…という気もしないではありません。
ただ、ストレージを外出ししておけば家でも外出先でもライブラリをそのまま転送なしに持ち出せるという良さはありそうです。
おまけにストレージはmSATAスロットになっていてアクセス可能です。
最大1TBまでですが、この程度の容量であればSDXCでも良かったような気もしますけど、価格面を考慮したのでしょうか。
Aurenderは元々、据え置きタイプのネットワークプレーヤーを出していて、その延長線上の技術でポータブルっぽいものを作ったというところでしょうか。
11月にはAurender X100Lというネットワークトランスポートも予定しているようで、こっちもUSB DACを外付するLinux PCみたいな中身になってるようで、一風変わった作風…というのが面白いブランドですね。
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