AyreからDSDネイティブ対応のUSB-DAC「QB-9DSD」が発売されたようで。
QB-9の後継モデルで、当初の24bit/96kHzからマイナーチェンジの24bit/192kHzを経て、今回は2.8MHz DSDに対応という流れです。
元々、DACチップにはDSD1796が使われていたようですから、内部的な見直しやドライバで対応可能だったのかもしれません。
内部は価格のわりには結構シンプルですけど、DDCにはXMOSを使ってあったりで基本は押さえてある感じでしょうか。
ただ、スペックとしてDSD対応しましたよ、でも2.8MHzのみ、というのでは訴求点としては弱い印象もあります。
デジタル入力がUSBのみというのもちょっと寂しいですけど、それだけシンプルにしたからこそ、音質的なメリットは大きいのでしょうね。
元々定評のあるモデルですし、すでにハイレベルなオーディオ機器をお持ちでそこにUSB-DACをというニーズには良いのかもしれません。