マイクロ精機のレコードプレーヤー「BL-99V」にはレコード吸着機能が装備されてますが、最近、バキュームユニットの音が大きくなり、吸着力も弱くなってきたので、ユニットを開けて出来る範囲で少し補修してみることに。
なんとも手作り感満載で、最初に瓶を見た時はちょっとビックリしましたけど、これはエアチャンバーとしてポンプの脈動を吸収してくれる大事な役割があるようです。
それにしてももうちょっとカッコよくできそうな気もしないではありませんが。
ポンプ自体はさすがに手は入れられない(一応、まだお店の保証がある)ので、チューブからの空気漏れを疑ってみました。
手で触りながらレコードのバキュームを試してみると、どうもポンプからエアチャンバーに入る辺りが怪しそうです。
シリコンチューブ自体も緩くなってる気がしなくもないですが、近所のホームセンターでは入手できそうもないので、以前、別の用途で入手しておいたシリコンテープを巻いてみました。
ポンプユニットだけでなく、プレーヤーへの接続口のほうにもシリコンテープを巻いて、補修は一応ココまで。
吸着が完了するまでの時間はあまり短くならないようで、それはどうやらターンテーブルのシリコンゴムのほうの問題かなぁ。
清掃はしてみたのですが、あまり大きな変化は見られません。
ただ、バキュームして吸着中のくっつき具合はかなり強力になったよう気がします。
それにバキュームユニットの動作音が圧倒的に静かになったので、それだけでも良しとしましょう。
将来的にはバキュームできなくなることも考えておかないといけませんが、その時はターンテーブルシートで遊べるようになるわけですし、それはそれで面白いかも。
エアベアリングのSXシリーズも気になりますが、そういう意味では砲金製ターンテーブルの機種のほうが安心かな?
いや、C-280Lはどうせフォノ入力が1つしかありませんし、BL-99Vを愛用していくつもりですけどね。
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