先日書いた記事にTwitterで教えてもらったBUFFALOの「UC-BST」が面白そうなので、こちらでも紹介させてもらおうかと。
この機器、本来はバスパワーだと駆動がちょっと厳しいHDDなどへの電源供給を補助するものです。
USBケーブルの途中に箱があり、ここにバッテリー的な役割を果たす「電気二重層コンデンサ」があって、急な電力負荷に対応する仕掛けですね。
ちょっと構造は違うでしょうが、Olasonicのスピーカーの仕掛けにも似ています。
ただ、ここで注目してるのは電源供給能力もさることながら、一旦コンデンサに貯めてから供給されることを利用して、高周波ノイズやリップルを除去できるというのがUSBオーディオに良いのではないかと。
一時、USBでの電源供給にモバイルバッテリーを使うことも考えたのですが、中のバッテリーは5Vではなく、あの中でDC-DCコンバータが動作しているでしょうし、音質面では必ずしも有利にならないと思われるんですよね。
その点、これはそういった仕掛けはおそらくあまり多くないでしょうし、効果が大きいのではないかと思われ、実際にオーディオ機器に使っていらっしゃる方も多いようです。
本体のUSB端子はパソコン側にはごく普通のUSBのAプラグのケーブルが伸びていますが、機器側はなぜか本体から短くMini-Bプラグが出ています。
HDDなどならこれでも良いでしょうが、USBオーディオだとミニでないBプラグが良いので、そこは変換アダプタが必要でしょう。
ELECOMにAD-USBM5FTBMというのがあったのですが、どうやらすでに販売終了で品薄のようですので、miniのメスのものを見つけたら押さえておいたほうが良いかもしれません。
現状、うちではiMacから光デジタル出力でUSBオーディオは使ってませんが、先日のDDC検討などで新たな機器を導入した際は導入を検討してみたいところです。
お値段もかなりお手頃ですしね。
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