B&Wから久しぶりに700シリーズのスピーカーが復活するようで。
といってもNautilusの後くらいに出た700シリーズを継承するわけではなく、新しいシリーズという位置づけのようで、一部のお店では11月頃発売予定として予約もすでに開始しているようです。
以前の700シリーズが出たのは2003年で、以下のようなラインナップでした。(センタースピーカーなどは割愛)
B&W 703 3way 4speaker 27.0kg 175,000円(1本)
B&W 704 2way 3speaker 22.0kg 125,000円(1本)
B&W 705 2way 2speaker 9.5kg 138,000円(pair)
型番こそS2となっていますが、ユニットもミッドレンジにコンティニュアムコーン、ツィーターに新開発のカーボンドームを使っていて、800D3シリーズに近い構成となっています。
機種も以下のようにラインナップのされ方も含めてだいぶ異なります。(センタースピーカーなどはこちらも割愛)
B&W 702 S2 3way 5speaker 29.5kg 3,300英ポンド(pair) 305,640円(1本)
B&W 703 S2 3way 4speaker 25.0kg 2,400英ポンド(pair) 232,200円(1本)
B&W 704 S2 3way 4speaker 18.5kg 2,000英ポンド(pair) 172,800円(1本)
B&W 705 S2 2way 2speaker 9.3kg 1,800英ポンド(pair) 326,160円(pair)
B&W 706 S2 2way 2speaker 8.0kg 1,100英ポンド(pair) 237,600円(pair)
B&W 707 S2 2way 2speaker 6.0kg 800英ポンド(pair) 153,360円(pair)
(国内価格はいずれもローズナット、Joshin Webにて)
ランクとしては702と703が(価格とスペックは逆方向に)ワンランクズレてるような印象もありますし、ツィーターが筐体の上に来る702 S2と705 S2が人気になりそうですね。
特に705 S2はすっかり高騰してしまった805に代わる人気モデルになりそうな予感がします。
また、706 S2や707 S2はおそらくCMシリーズを置き換える形でしょうから、これはこれで人気が高まりそうですね。
反面、製造国はおそらくイギリス製ではなくなりそうな気がします。
また、もうひとつ気になるのは全モデル共通で、バスレフポートが背面という点です。
このほうがエンクロージャをコンパクトにできるのですが、セッティングには気を遣うようになるケースも多く、せめてフロア型くらいは前面に持ってきても良かったのかなぁと。
サイトにも背面の写真がありませんが、取扱説明書のほうを見るとターミナルと一体化した形でディンプル形状のお馴染みのバスレフポートが鎮座しています。
その取扱説明書によれば背面は50cm以上、壁から離せば良いとされていますし、ダクトを調整するスポンジも2種類付属するようなのでそれでコントロールしろ、ということなんでしょうね。
海外価格と比べるとD&Mにしては内外価格差がやや大きい気もしますが、間違いなく年末の人気モデルになることでしょう。
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