ALO Audioと縁の深いCampfire Audioからダイナミックドライバー搭載のイヤフォン「Lyra」が8/21に発売になるそうで。
発表は以前にもありましたが、ようやく同ブランドの国内発売第1号となるわけです。
お値段は予想通り、ALO Audio的な価格で9万円台くらいの実売価格だとか。
他にも優秀なイヤフォンがたくさんある中で、新規参入としてどういう特徴をサウンドに魅せてくれるかが楽しみです。
なお、当然のように付属品にはALO audioのリケーブル対応イヤフォンケーブル(長さ約145cm,3.5mm-Mini)、それにイヤーチップとクリーニングツールが同梱されるそうです。
ALO audioのケーブルだけでも結構な額になるので、後からリケーブルするよりも同社びいきの方にはお買い得と言えるかも。
なおイヤフォン側の端子はポピュラーなMMCX端子となっています。
ちなみにドライバーは8.5mmのベリリウムPVDダイヤフラムが使われているとのこと。
以前は良くスピーカーユニットなどでも使われましたが、取り扱いが大変なので最近はあまり目にしなくなりました。
特性の良さは昔から折り紙つきですが、今回のモデルはこのドライバーと筐体も含めて、落下テストや高温・耐湿テストなどもしっかりされているそうで、安心感もあります。
ちなみにコイルは日本製のCCAWが使用されています。
もう一つの特徴が高密度セラミック筐体で、これは原材料のジルコニアを1400℃で72時間かけて焼結し、それを研磨して仕上げるんだそうです。
セラミックは焼くと縮むという印象がありますが、最後の研磨加工で調整が可能になったのかもしれません。
価格が価格だけに誰にでもオススメできるものではありませんが、試聴スペースもきっとイヤフォン専門店を中心に展開されるでしょうし、一聴の価値はあるかと。
インピーダンスがインピーダンスが17Ωと鳴らしやすそうなので、ALO audioの新しいRXと組み合わせて使うと良さそうな気がします。
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