イヤフォン・ヘッドフォンブランドの「Campfire Audio」の取り扱いをミックスウェーブさんが始めるんだそうで。
この「Campfire Audio」、私も愛用している「ALO audio」が拠点としているアメリカのポートランドに本拠を置くそうで、挨拶文に「Ken Ball」氏の名前があります。
ケン・ボール氏といえばALO audioの創始者でして、どうやらかなり深い関係にある両社のようですね。
実際、Campfire Audioの製品は、ALO audio製品と同じLabで作られているそうですし。
キャンプファイヤー・オーディオという名前の由来はアメリカらしく「キャンプファイヤー」がリラックスのための「大切な存在」だから、だそうです。
また、「Acoustic Vehicle」という新しい捉え方に基づいた製品づくりを目指しているようで、この「Acoustic Vehicle」はまるでキャンプファイヤーを見つめることで得られるような心を動かし、より深いところへ連れて行ってくれるものだとか。
あの独特の温かみと興奮の中にある穏やかな時間を過ごせるサウンドを目指しているのでしょうね。
その点ではThe Nationalなどにも通じるものを感じますし、ALO audio愛用者には注目のブランドになりそうな予感です。
製品としては以下の3モデルがまず発表されています。
Lyra
Jupiter
Orion
Lyraはセラミック筐体にベリリウム製のダイナミックドライバーを搭載したMMCXプラグのイヤフォンです。
ALO audio製のイヤホンケーブルが最初から付属するというのも良いですね。
今のところ、6月以降の発売予定で価格は未定とのことです。
JupiterはRxでも使われていたニッケル・プレーティングの4つのBAドライバー搭載モデルです。
高域と低域それぞれツインで搭載し、透明感のあるサウンドが特徴だとか。
こちらは7月以降の発売予定です。
Orionはアルマイト加工のBA1基という構成で、私の勝手な想像ではJupiterの下位モデルかなと。
こちらも7月以降の発売予定です。
ALO audio製ケーブルが付属するというだけでもだいぶ高価そうではありますが、どれも見るからにしっかりした作りのイヤフォンに仕上がっています。
まさにALO audioのRxと組み合わせて使ったら、キャンプファイヤーのように楽しいサウンドが聴けそうな予感です。
あとはぜひ手の届く価格帯のモデルもどれか一つくらいはあってほしいなと願うところです。
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2 Responses
5月 16th, 2015 at 9:00 AM
お早うございます。
Beの振動板はしばしば使われますが、毒性の印象が非常に強く良い印象はあまりありません。素材面の話であり、振動板としての特性は別ですが。
一度成形されれば表面は酸化膜で不動態になるようですね。
5月 16th, 2015 at 12:11 PM
shigechanさん、コメントありがとうございます。
ベリリウムはXiaomiという中国のブランドがイヤフォンに使用して公表を得ているのもあり、そういう供給元があるのではないかと推測しています。
昔はYAMAHAなどが使っていた記憶がありますが、国内ではもう製造は厳しいでしょうね。